ページの先頭行へ戻る
Interstage Big DataParallel Processing ServerV1.0.0 ユーザーズガイド
Interstage

D.4.8 管理パーティション情報のバックアップ

管理パーティション情報には、DFS ごとに構成を示すファイルシステム情報が記録されているので、主に保守作業時に利用します。

そのため、DFS を作成後、管理パーティション情報をバックアップしてください。

バックアップには、“pdfsgetconf コマンド”を使用します。

ポイント

ファイルシステムの設定/変更を行った場合には、管理パーティション情報が変更されるため、管理パーティション情報をバックアップしてください。
以下に、管理パーティション情報が変更されるコマンドを示します。

  • pdfsmkfs, pdfsadd, pdfsadm, pdfsnode

  1. 管理パーティション情報をバックアップします。

    # pdfsgetconf _backup_file_ <Enter>

    参照

    “pdfsgetconfコマンド”の詳細については、「Primesoft Distributed File System for Hadoop V1 ユーザーズガイド」の「コマンドリファレンス」で“pdfsgetconf”を参照してください。

    注意

    “pdfsgetconfコマンド”を実行する DFS 管理サーバで pdfsfrmd デーモンが起動している必要があります。

  2. バックアップした内容を確認します。

    “pdfsgetconfコマンド”は“_backup_file_”という名称のシェルスクリプトを生成します。

    以下にシェルスクリプトの内容を示します。

    # cat _backup_file_ <Enter>
    #!/bin/sh
    # This file is made by:
    #    pdfsgetconf _backup_file_
    # Thu Jun 18 09:08:06 2009
    #
    #---- fsid : 1 ----
    # MDS primary   (port) : master1 (pdfs-1)
    # MDS secondory (port) : master2 (pdfs-1)
    # MDS other            :
    # AC      : master1,master2
    # options :
    # device  : /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106
    pdfsadm -m master1,master2 -g master1,master2 -p pdfs-1,pdfs-1 /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106
      ・・・略・・・

    注意

    保守作業で使用するため“_backup_file_”を大切に保管してください。