管理パーティション情報には、DFS ごとに構成を示すファイルシステム情報が記録されているので、主に保守作業時に利用します。
そのため、DFS を作成後、管理パーティション情報をバックアップしてください。
バックアップには、“pdfsgetconf コマンド”を使用します。
ポイント
ファイルシステムの設定/変更を行った場合には、管理パーティション情報が変更されるため、管理パーティション情報をバックアップしてください。
以下に、管理パーティション情報が変更されるコマンドを示します。
pdfsmkfs, pdfsadd, pdfsadm, pdfsnode
管理パーティション情報をバックアップします。
# pdfsgetconf _backup_file_ <Enter>
参照
“pdfsgetconfコマンド”の詳細については、「Primesoft Distributed File System for Hadoop V1 ユーザーズガイド」の「コマンドリファレンス」で“pdfsgetconf”を参照してください。
注意
“pdfsgetconfコマンド”を実行する DFS 管理サーバで pdfsfrmd デーモンが起動している必要があります。
バックアップした内容を確認します。
“pdfsgetconfコマンド”は“_backup_file_”という名称のシェルスクリプトを生成します。
以下にシェルスクリプトの内容を示します。
# cat _backup_file_ <Enter> #!/bin/sh # This file is made by: # pdfsgetconf _backup_file_ # Thu Jun 18 09:08:06 2009 # #---- fsid : 1 ---- # MDS primary (port) : master1 (pdfs-1) # MDS secondory (port) : master2 (pdfs-1) # MDS other : # AC : master1,master2 # options : # device : /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 pdfsadm -m master1,master2 -g master1,master2 -p pdfs-1,pdfs-1 /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 ・・・略・・・
注意
保守作業で使用するため“_backup_file_”を大切に保管してください。