名前
esfimportdevconf - 旧バージョンレベルの装置構成情報の移行
形式
$INS_DIR\Common\bin\esfimportdevconf
($INS_DIRは、ETERNUS SF Managerのインストール時に指定した「プログラムディレクトリ」です。)
/opt/FJSVesfcm/bin/esfimportdevconf
機能説明
ETERNUS SFに、旧バージョンレベルの装置構成情報の移行を依頼します。コマンドの実行には、OSの管理者権限が必要です。
本コマンドを実行すると、ETERNUS SF 15.0は、コマンドと非同期に旧バージョンの装置構成情報の移行を開始します。
終了ステータス
=0 : 終了
使用例
> C:\ETERNUS_SF\Common\bin\esfimportdevconf esccs90000 Operation is accepted.
# /opt/FJSVesfcm/bin/esfimportdevconf esccs90000 Operation is accepted.
注意事項
移行対象の装置は、ETERNUS SF 15.0でアクセス可能な状態であることを確認して、構成情報インポートコマンドを実行してください。
構成情報インポートコマンドの対象装置は、「7.1 構成情報インポートコマンドの対象装置」を参照してください。
構成情報インポートコマンドで移行できない情報があります。
移行できない情報と対処方法は、「7.3 移行できない情報の対処方法」を参照してください。
移行中の装置に対して操作しないでください。
旧バージョンレベルの装置構成情報に登録されている構成情報を移行します。撤去された装置が移行されている場合は、Webコンソールから当該装置を削除してください。装置の削除は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ETERNUS ディスクアレイの削除」を参照してください。
1ストレージあたりの移行時間は約10分です。ストレージの移行時間は以下を目安にしてください。
ストレージの移行時間 = ストレージ数 × 10分
装置の移行結果は、Webコンソールの操作履歴に出力されます。移行に失敗した装置は、操作履歴に出力されているメッセージの処置を実施後、「装置の再読み込み」を実行してください。
構成情報インポートコマンドを実行する前に、ETERNUS SF Manager Tomcatサービスが起動していることを確認してください。起動していない場合は、コマンドの実行は受け付けられますが、構成情報の移行が開始されません。
また、コマンドを再実行する場合は、ETERNUS SF Manager Tomcatサービスを再起動してください。再起動しなかった場合、“esccs90010 Operation has already been accepted.”のメッセージが出力され、コマンドの実行が受け付けられません。