Solaris版、Linux版のバージョンアップインストールの手順は以下のとおりです。
ポイント
AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleのインストールパラメーターファイルの編集は不要です。
インストールパラメーターファイルの詳細は、「B.3 インストールパラメーターファイル(AdvancedCopy Manager Copy Control Module用)」を参照してください。
作業を行うサーバにログインして、rootになります。
DVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM 15.0B メディアパック (Solaris版) マネージャープログラム」、「ETERNUS SF SC/ACM/Express 15.0B メディアパック (Linux 32bit版) マネージャープログラム」、または「ETERNUS SF SC/ACM/Express 15.0B メディアパック (Linux 64bit版) マネージャープログラム」を、DVD-ROMドライブに挿入します。
DVD-ROMの構成および格納物は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「DVD-ROMの構成」を参照してください。
DVD-ROMをマウントします。自動マウントされる場合、本作業は不要です。
例:
# mount /mnt/dvd
DVD-ROM内のインストールシェルが格納されているディレクトリに移動します。
例:
# cd /mnt/dvd/Manager_unix
インストールパラメーターファイルを指定して実行します。
インストールパラメーターファイルは、インストールシェルと同じディレクトリに存在しますが、絶対パスで指定します。
例:
# ./esfinstall.sh -s /mnt/dvd/Manager_unix/install_parameter_ccm.txt
インストール情報が表示されますので、最終確認のメッセージに対して、インストールを続行する場合は"y"、中断する場合は"q"を入力して、Enterキーを押します。
+--------------------------------------------------------------+ | ETERNUS SF V15.0 | | | | All Rights Reserved, Copyright (C) FUJITSU LIMITED 2012 | +--------------------------------------------------------------+ Installation_function: ETERNUS SF AdvancedCopy Manager CCM Do you want to continue the installation? [y,q]:
インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが出力されます。
INFO: ETERNUS SF was installed successfully.
DVD-ROM内以外のディレクトリに移動します。
例:
# cd
DVD-ROMをアンマウントします。
例:
# umount /mnt/dvd
バージョンアップインストールに使用したDVD-ROMを装置から取り出します。
以上で、Solaris版、Linux版のAdvancedCopy Manager Copy Control Moduleのバージョンアップインストールは終了です。続いて、「5.3.4 バージョンアップインストール後の作業」を行ってください。