Storage Cruiserエージェントのバージョンアップ手順は、以下のとおりです。
旧バージョンレベルのStorage Cruiserエージェント設定情報を退避します。
Windows環境の場合
項番 | 退避する情報 | 退避するファイル |
---|---|---|
1 | SNMPトラップ送信先アドレス | $OLD_TMP_DIR\Agent\var\sanm.ip |
2 | エージェント定義ファイル | $OLD_ENV_DIR\Agent\etcディレクトリ配下のすべてのファイル |
3 | ユーザー定義情報 | $OLD_INS_DIR\Agent\lib\defusr.dat ファイルがない場合は、退避不要です。 |
Solaris環境、Linux環境、HP-UX環境の場合
項番 | 退避する情報 | 退避するファイル |
---|---|---|
1 | SNMPトラップ送信先アドレス | /var/opt/FJSVssage/sanm.ip |
2 | エージェント定義ファイル | /etc/opt/FJSVssageディレクトリ配下のすべてのファイル |
3 | ユーザー定義情報 | /opt/FJSVssage/lib/defusr.dat ファイルがない場合は、退避不要です。 |
旧バージョンレベルのStorage Cruiserエージェントをアンインストールします。
アンインストール方法は、該当する旧バージョンレベルの『ETERNUS SF Storage Cruiser インストールガイド』を参照してください。
本バージョンレベルのStorage Cruiserエージェントをインストールします。
インストール方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「Storage Cruiserエージェントのインストール」を参照してください。
本バージョンレベルのStorage Cruiserエージェントをセットアップします。
セットアップ方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF 導入ガイド』の「Storage Cruiserエージェントのセットアップ」を参照してください。
手順1で退避したStorage Cruiserエージェント設定情報を復元します。
Windows環境の場合
項番1のファイルをコピーして、$TMP_DIR\Agent\var\sanm.ipを作成します。
($TMP_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールした時の「作業用ディレクトリ」です。)
項番2の各ファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、$ENV_DIR\Agent\etcディレクトリに反映します。
($ENV_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールした時の「環境設定ディレクトリ」です。)
定義を変更していないファイルは、移行不要です。新しい定義ファイルを利用してください。
項番3のファイルをコピーして、$INS_DIR\Agent\lib\defusr.datを作成します。
($INS_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
手順1で退避していない場合は、作業不要です。
Solaris環境、Linux環境、HP-UX環境の場合
項番1のファイルをコピーして、/var/opt/FJSVssage/sanm.ipを作成します。
項番2の各ファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、/etc/opt/FJSVssageディレクトリに反映します。
定義を変更していないファイルは、移行不要です。新しい定義ファイルを利用してください。
項番3のファイルをコピーして、/opt/FJSVssage/lib/defusr.datを作成します。
手順1で退避していない場合は、作業不要です。
Webコンソールで、サーバ情報を再読込みします。
参照
再読込み方法は、本バージョンレベルの『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「サーバの設定情報の再読込み」を参照してください。