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ETERNUS SF Express 15.0/ Storage Cruiser 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 バージョンアップガイド

2.1.1 Express 15.0での変更点

動作プラットフォームのサポートを中止

以下の動作プラットフォームについて、サポートを中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

-

15.0

Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition SPなし
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition SPなし/SP2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition SPなし
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition SPなし/SP2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition SPなし
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition SPなし/SP2
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition SPなし
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition SPなし/SP2

参照

本バージョンレベルのExpressが動作するプラットフォームは、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerの動作環境」を参照してください。


トラブル調査資料のメール送信機能のサポートを中止

トラブル調査資料のメール送信機能のサポートを中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

指定したメールアドレス宛てに、トラブル調査資料をメール送信できます。

15.0

トラブル調査資料をメール送信する機能はありません。


Expressマネージャー環境の診断コマンドのサポートを中止

Expressマネージャー環境の診断コマンドのサポートを中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

Expressマネージャー環境の診断コマンド(express_diag)を利用できます。

15.0

Expressマネージャー環境の診断コマンド(express_diag)を利用できません。
Expressマネージャーが動作異常となった場合は、調査資料を採取して当社技術員(SE)へ連絡してください。


コピーグループ定義の取出し・取込み機能のサポートを中止

コピーグループ定義の取出し・取込み機能のサポートを中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

コピーグループ定義の取出し・取込み機能を利用して、ローカルサイトのコピーグループ定義をリモートサイトに移行できます。

リモートサイトでリモートコピーセッションを強制キャンセルまたは強制サスペンドするには、あらかじめ、ローカルサイトでコピーグループ定義の取出しが必要です。

15.0

コピーグループ定義の取出し・取込み機能を利用できません。

コピーグループ定義をリモートサイトに移行することなく、リモートコピーセッションを強制キャンセルまたは強制サスペンドできます。

参照

バージョン15.0でのリモートコピーセッションの強制キャンセルまたは強制サスペンド方法は、以下のマニュアルを参照してください。

  • 『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「コピーセッションの強制停止」および「コピーセッションの強制サスペンド」

  • 『ETERNUS SF 運用ガイド Copy Control Module編』の「コピーセッションの強制停止」および「RECセッションの強制サスペンド」


RAIDグループの自動作成機能のサポートを中止

一部の機種でRAIDグループの自動作成機能のサポートを中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

RAIDグループの自動作成機能を利用して、必要なディスクを自動で選択し、RAIDグループを作成できます。

15.0

以下の機種では、RAIDグループの自動作成機能を利用できません。

  • ETERNUS DX60/DX80/DX90

  • ETERNUS DX60 S2


装置情報の別名設定機能のサポートを中止

装置情報の別名設定機能のサポートを中止しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

サーバ、ストレージ装置、およびボリュームに、装置情報とは別の名称(エイリアス名)を設定できます。

15.0

サーバ、ストレージ装置、およびボリュームに、装置情報とは別の名称(エイリアス名)を設定できません。


ETERNUS SF Webコンソールの接続先アドレスを変更

運用管理サーバへ接続するためのアドレスを変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

https://<IP-address>:<port_number>/express/

15.0

https://<IP-address>:<port_number>/

参照

詳細は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「Webコンソールの起動方法」を参照してください。


ライセンスに関する変更

ライセンスに関する以下を変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

  • コピーライセンスはインストールオプションで選択

  • Storage CruiserおよびAdvancedCopy Managerへの製品アップグレードは、各製品のアンインストール/インストールが必要

15.0

  • コピーライセンスはWebコンソールおよびコマンドから設定

  • Storage CruiserおよびAdvancedCopy Managerへの製品アップグレードは、対象製品のソフトウェアライセンスの登録だけで可能

参照

詳細は、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ライセンスの管理」を参照してください。


出力するメッセージおよびイベントログを変更

出力するメッセージおよびイベントログを変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

Express固有のメッセージおよびイベントログを出力します。

15.0

Storage Cruiserと同じメッセージおよびイベントログを出力します。


storageadm perfdataコマンドのパスを変更 (Windows環境の場合)

storageadm perfdataコマンドのパスを変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

$INS_DIR\Express\Manager\bin (注1)

15.0

$INS_DIR\ESC\Manager\opt\FJSVssmgr\sbin (注2)

注1: $INS_DIRは、Expressマネージャーのインストール時に指定した「Program Directory」です。
注2: $INS_DIRは、ETERNUS SF Managerのインストール時に指定した「プログラムディレクトリ」です。


調査資料採取コマンドの名称およびパスを変更 (Windows環境の場合)

調査資料採取コマンドの名称およびパスを変更しました。

バージョン

非互換の内容

コマンド名

パス名

14.2以前

express_managersnap

$INS_DIR\Express\Manager\bin (注1)

15.0

esfsnap

$INS_DIR\Common\bin (2)

注1: $INS_DIRは、Expressマネージャーのインストール時に指定した「Program Directory」です。
注2: $INS_DIRは、ETERNUS SF Managerのインストール時に指定した「プログラムディレクトリ」です。