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Kシリーズ端末エミュレータ V7.1 L40 使用手引書

17.2 パラメータリストファイルの作成

パラメータリストファイルの作成は、(1)の「DUETユーティリティ」ウィンドウ、および(2)の「パラメータリスト設定」ウィンドウで行います。

次に、それぞれのウィンドウについて説明します。

(1)DUETユーティリティウィンドウ

DUETユーティリティが起動されると表示されます。

パラメータリストファイルの新規作成/更新を行います。

図17.1 DUETユーティリティ(メインウィンドウ)

■ファイルメニュー

パラメータリストファイル操作とDUETユーティリティの終了項目を持つメニューを表示します。

図17.2 DUETユーティリティ(ファイルメニュー)

新規作成

新規に作成する場合に選択します(起動時は新規作成の状態となっています)。

開く

すでに作成済みのファイルを更新する場合に選択します。

保存

更新したファイルを保存する場合に選択します。

新規保存

新規作成したファイルを保存する場合に選択します。

「ファイルの指定」ダイアログボックスで保存先とファイル名を入力して下さい。

更新中に選択すると別のファイルとして保存します。

終了

DUETユーティリティを終了します。

■プロフィールメニュー

DUETユーティリティのバージョン情報を表示します。

■パラメータリスト識別番号

パラメータリスト識別番号を指定します。

識別番号は1~20の範囲で指定できます。

■パラメータリスト識別名

パラメータリスト識別名を指定します。

識別名は8文字以内で入力してください。

■識別名リスト

パラメータリストファイルの登録内容を表示します。

識別名リストには、左から順にパラメータリスト識別番号、送受信識別、ファイル形式、パラメータリスト識別名が表示されます。

■設定モード-設定情報(複写モード-複写情報)

パラメータリストの設定内容を詳細に表示します。

通常の設定モード状態時は、選択中のパラメータリストの情報を表示します。

複写モード状態時は、複写するパラメータリストの情報を表示します。

■設定...

(2)の「パラメータリスト設定」ウィンドウを表示し、「識別名リスト」ボックスで選択中のパラメータリストの情報を設定/変更することができます。

■削除

「識別名リスト」ボックスで選択中のパラメータリストを削除します。

■複写/解除

“設定モード状態”と“複写モード状態”の切り替えを行います。

  • 設定モード状態で、「複写/解除」ボタンを押すと、複写モード状態に切り替わり、「識別名リスト」ボックスで選択中のパラメータリストを複写元情報として表示します。

  • 複写モード状態で、「複写/解除」ボタンを押すと、複写モード状態が解除され、設定モード状態に戻ります。

■貼り付け

“複写モード-複写情報”欄に表示されている内容を、「識別名リスト」ボックスで選択した位置に複写します(複写モード時のみ有効)。

参考

複写モード状態中は、同じ複写情報を続けて貼り付けることができます。

貼り付け先に、すでに設定済みのパラメータリストを指定すると、設定内容が複写元の情報で上書きされるので注意してください。

(2)パラメータリスト設定ウィンドウ

パラメータリストの設定を行います。

(1)の「DUETユーティリティ」ウィンドウで“パラメータリスト識別番号”と“パラメータリスト識別名”を入力し、「設定...」を選択すると表示されます。

図17.3 DUETユーティリティ(パラメータ設定)

■送受信区分

設定するパラメータリストファイルの送受信区分(送信/受信)を指定します。

■ファイル形式

送信/格納するパソコン側のファイル形式(テキスト/バイナリ)を指定します。

■ファイル名

送信/格納するパソコン側のファイル名を指定します。

パスを指定しない場合、ログインユーザのドキュメントフォルダ(通常はC:\Users\[ログインユーザ名]\Documents)を指定したことになります。

■参照...

「ファイルの指定」ダイアログボックスを表示します。

■格納方法

ファイルの格納方法を指定します。

新規/入替え

新規にファイルを作成する場合、または既に存在するファイルと入れ替える場合に指定します。

追加

すでにあるファイルにデータを追加する場合に指定します。

■英数カナ変換

JISコードからEBCDICコードの変換を行うため、コード変換の方法を指定します。EBCDIC-カナ、英小文字、ASCIIのいずれかを選択します。

■レコード形式

送信ファイルのレコード形式を指定します。

■レコード長

レコード長を指定します。

可変長レコード形式が指定されている場合は、最大レコード長を意味します。

■タブストップの変換

タブストップの変換方法を指定します。

0を指定するとタブコードは変換されず、そのまま送信されます。

1~20の範囲で指定すると、指定した文字数ごとにタブコードをスペースコードに変換します。

■漢字変換

漢字の変換方法を指定します。

新JIS

非漢字、第1水準・第2水準とユーザ作成のJEF変換テーブルを利用した変換。

■拡張漢字のサポート

必ず‘未サポート’を指定してください。

ただし、ホスト側製品の使用法において、ファイル転送時の「拡張漢字のサポート」の設定を‘サポート’にする指示があった場合に限り、その製品の使用法に従って変更してください。

OK

設定を確定して、(1)の「DUETユーティリティ」ウィンドウに戻ります。

■キャンセル

設定を取り消して、(1)の「DUETユーティリティ」ウィンドウに戻ります。