「プリンタ制御」タブではプリンタ装置の動作について設定します。
■プリンタ占有制御
端末の資源であるプリンタの占有制御を指定します。
ホストからのOPEN命令でプリンタを獲得し、CLOSE命令でプリンタを解放します。
Windows経由印刷の場合指定可能です。
ホストからのOPEN命令でプリンタを獲得し印刷開始後、次のページのデータを設定時間受信しなければプリンタを解放します。
その後、次のページを受信すれば自動的にプリンタを獲得して印刷を継続します。
この設定を行った場合、ホストアプリケーションからの直打ち印刷(ホストのスプールを経由しない印刷)において、“改ページ指定後にCLOSE命令がない”際にも印刷動作を発生させることが可能になります。
ダイレクト印刷の場合指定可能です。
ホストからのCLOSE命令受信のあと、設定された時間後にプリンタを解放します。
この設定を行った場合、設定時間内に次の印刷ファイル(プリンタエミュレータでは、ホストからの印刷は、OPEN命令/CLOSE命令により複数ページを1つの印刷ファイルとして処理しています)を受信した場合、プリンタを解放していないためプリンタの獲得解放の時間が不必要になり印刷効率が向上します。(たとえば、単票への印刷ファイルが連続する場合、プリンタの獲得解放によるホッパの上下動作が抑止されるため、この設定を行うことをお勧めします)。
また、設定時間が非常に大きい場合は印刷データがない場合もプリンタを獲得し続けることになりますが、ツールバーの「プリンタ解放」ボタンをクリックすることで強制的にほかの印刷ジョブのためにプリンタを解放することができます。
ダイレクト印刷の場合有効になります。
「プリンタ解放」ボタンをクリックした場合にプリンタを解放します。
Windows経由印刷の場合有効になります。
ホストからCLOSE命令を受信した場合にプリンタを解放します。