ETERNUS SF Storage Cruiser 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 クラスタ適用ガイド

20.2.1 stgclset_safe(Solaris版SafeCLUSTER/PRIMECLUSTER 環境設定コマンド)

名前

stgclset_safe － Solaris版SafeCLUSTER/PRIMECLUSTERでのセットアップ

形式

運用管理サーバ(Storage管理サーバ)で実行する場合

プライマリノードで実行するとき

/opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Primary|Pri -m Mount_point -n Node_name -s Service_name -i IP_address -f mgr [-r Resource_type]

セカンダリノードで実行するとき

/opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Secondary|Sec -m Mount_point

管理対象サーバ(Storageサーバ)で実行する場合

プライマリノードで実行するとき

/opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Primary|Pri -m Mount_point -n Node_name -s Service_name [-r Resource_type]

セカンダリノードで実行するとき

/opt/swstorage/bin/stgclset_safe -k Secondary|Sec -m Mount_point

機能説明

Solaris版SafeCLUSTER/PRIMECLUSTERのクラスタシステムで、環境設定を行います。

オプション

-k { Primary | Pri | Secondary | Sec }

ノード種別を指定します。

プライマリノードを設定する場合: PrimaryまたはPri
セカンダリノードを設定する場合: SecondaryまたはSec

-m Mount_point

AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクのマウントポイントを指定します。

-n Node_name

AdvancedCopy Managerの論理ノード名を、英数字8文字以下(空白は不可)で指定します。以下の予約語一覧にある文字列は、指定できません。

予約語一覧

audit	cluster	cmdevs	config	daemon	data	java
log	pid	report	samp	sh	tmp	―

-s Service_name

業務名を指定します。

FUJITSUクラスタシステムのクラスタサービス名と同じ値を推奨します。

-i IP_address

IPアドレスを指定します。

-f mgr

構築する業務種別を指定します。本オプションが指定されていない場合は、管理対象サーバ業務(Storageサーバ業務)を構築します。

運用管理サーバ業務(Storage管理サーバ業務)を構築する場合: mgr

-r Resource_type

リソース種別を指定します。本オプションが指定されていない場合は、状態遷移プロシジャを作成します。

コマンドラインリソースで運用する場合: cmd

SafeCLUSTERの場合、“-r cmd”は指定しないでください。

終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了