以下の手順で、クラスタ環境を削除します。
ノードを削除します。
AdvancedCopy Managerのコマンドを使用してノードを削除します。
業務を停止します。
Sun Clusterの機能を利用して、対象のリソースグループを停止します。
リソースグループの停止方法は、Sun Clusterのマニュアルを参照してください。
セカンダリノードで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードでマウントします。
セカンダリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにして、セカンダリノードで次のコマンドを実行します。
入力例)
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_sun -n nodeMGR |
コマンドの詳細は、「20.3.3 stgclunset_sun(Solaris版Sun Cluster 環境解除コマンド)」を参照してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードの情報が表示されます。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_sun -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : Sun Cluster Node type : Secondary Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeMGR Service : manager_service Network Resource : stgnet Function : Server Number : 2 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は“n”、処理を継続する場合は“y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
注意
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されます。セカンダリノードの場合、必ず2になります。
セカンダリノードのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8103 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続きプライマリノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードでアンマウントします。
プライマリノードで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクを、プライマリノードでマウントします。
プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにして、プライマリノードで次のコマンドを実行します。
入力例)
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_sun -n nodeMGR |
コマンドの詳細は、「20.3.3 stgclunset_sun(Solaris版Sun Cluster 環境解除コマンド)」を参照してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードの情報が表示されます。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_sun -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : Sun Cluster Node type : Primary Mount point : /STGMGRMNT Node name : nodeMGR Service : manager_service Network Resource : stgnet Function : Server Number : 1 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は“n”、処理を継続する場合は“y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
注意
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されます。プライマリノードの場合、必ず1になります。
プライマリノードのクラスタアンセットアップコマンドを終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8102 プライマリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。 # |
プライマリノードで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクを、プライマリノードでアンマウントします。
ポート番号を削除します。
クラスタセットアップ時に/etc/servicesに設定した、以下のサービスを削除します。サービスは、プライマリノードとセカンダリノードの両ノードで削除してください。OSのviコマンドなどを使用して/etc/servicesから削除してください。
業務用通信デーモン:stgxfws_論理ノード名
リソースを削除します。
必要に応じて、以下のリソースを削除してください。
AdvancedCopy Managerの論理ホスト名リソースの名前または共有アドレスリソース
AdvancedCopy ManagerのSUNW.HAStoragePlusリソース
業務を起動します。
Sun Clusterの機能を利用して、手順2で停止した業務を起動します。
リソースグループの起動方法は、Sun Clusterのマニュアルを参照してください。