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ETERNUS SF Storage Cruiser 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 クラスタ適用ガイド

15.1.5 論理ノード名の変更

以下の手順で、運用管理サーバ業務(Storage管理サーバ業務)の論理ノード名を変更します。

  1. 論理ノード名を変更する運用管理サーバ業務の稼働状況を確認します。業務が停止している場合は、運用管理サーバ業務を起動します。
    起動方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  2. 論理ノード名を変更する運用管理サーバ業務が、AdvancedCopy Managerの管理対象サーバ業務(Storageサーバ業務)を兼ねているか確認します。管理対象サーバ業務を兼ねている場合は手順3に、兼ねていない場合は手順4に進みます。

  3. 管理対象サーバ業務の環境を削除します。

    バックアップ管理機能を使用している場合は、業務ボリュームおよびバックアップボリュームを削除してください。
    削除方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「デバイスの削除」を参照してください。

    レプリケーション管理機能を使用して複製元または複製先ボリュームとして定義している場合は、複製元/複製先ボリュームの設定を削除してください。
    削除方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「複製元/複製先ボリュームの削除」を参照してください。

  4. AdvancedCopy Managerのデータを退避します。

    以下のデータを退避してください。

    • リポジトリデータ
      退避方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「データベースバックアップ」を参照してください。

    運用管理サーバ業務が管理対象サーバ業務を兼ねている場合は、以下のデータも退避してください。

    • バックアップ/リストアの前後処理スクリプト

    • レプリケーションの前後処理スクリプト

    • ロック動作指定ファイル
      以下のロック動作指定ファイルを使用している場合は退避してください。

      • バックアップ用業務ボリュームロック動作指定ファイル- バックアップ用バックアップボリュームロック動作指定ファイル

      • リストア先ボリュームロック動作指定ファイル

      • 複写元ボリュームロック動作指定ファイル

      • 複写先ボリュームロック動作指定ファイル

    AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合は、以下のデータも退避してください。

    • 管理情報一括バックアップのポリシーファイル
      ポリシーファイルのパスは、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「事前準備」を参照してください。

  5. AdvancedCopy Manager CCMの環境設定データを退避します。

    『ETERNUS SF 運用ガイド Copy Control Module編』の「環境設定ファイルのバックアップ」を参照してください。

  6. 論理ノード名を変更する運用管理サーバ業務のクラスタ環境を削除します。

    削除方法は、「第16章 運用管理サーバ業務のクラスタ環境削除」を参照してください。

  7. 新しい論理ノード名を指定して、運用管理サーバ業務のクラスタ環境を作成します。
    作成方法は、「第5章 運用管理サーバ業務のカスタマイズ」を参照してください。

    注意

    AdvancedCopy Managerのクラスタセットアップコマンドの論値ノード名の入力項目には、新規論理ノード名を入力してください。

  8. 作成した運用管理サーバ業務を起動します。
    起動方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  9. AdvancedCopy Managerのデータを復元します。

    以下のデータを復元してください。

    • リポジトリデータ

      復元方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「データベースリストア」を参照してください。

    運用管理サーバ業務でAdvanedCopy Managerの管理対象サーバ業務を兼ねている場合は、以下のデータも復元してください。

    • バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプト

    • ロック動作指定ファイル

      手順4でロック動作指定ファイルを退避した場合、退避したロック動作指定ファイルを復元バックアップ管理とレプリケーション管理の前後処理スクリプト。

    AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップ実行サーバの場合は、以下のデータも復元してください。

    • 管理情報一括バックアップのポリシーファイル

      ポリシーファイルのパスは、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「事前準備」を参照してください。

  10. AdvancedCopy Manager CCMの環境設定データを復元します。
    復元方法は、『ETERNUS SF 運用ガイド Copy Control Module編』の「環境設定ファイルのリストア」を参照してください。

  11. サーバ名を変更します。
    変更方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「運用管理サーバ業務/管理対象サーバ業務のサーバ名の変更」を参照してください。

  12. バックアップ管理機能またはレプリケーション管理機能を使用する場合は、それぞれの管理機能の環境を再構築します。

    バックアップ管理機能を使用する場合、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「バックアップ運用を行うサーバの環境設定」以降を実施してください。
    レプリケーション管理機能を使用する場合、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「複製元ボリューム/複製先ボリュームの設定」以降を実施してください。

  13. AdvancedCopy Managerの管理情報一括バックアップを実行する場合、管理情報一括バックアップ実行サーバとして登録します。
    登録方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド(Windows版)』の「stgmgrinfoset(管理情報一括バックアップサーバ登録/削除コマンド)」を参照してください。