コピー先ボリュームの作成
リモートコピーでコピー先ボリュームを作成する場合は、以下に注意してください。
コピー先ボリュームのタイプは、OPENまたはStandard、またはTPVにしてください。
リモートコピーでは、コピー先ボリュームのタイプとしてSDVおよびSDPVを利用できません。
コピー元ボリュームとコピー先ボリュームは、同じサイズにしてください。
コピー先ボリュームの作成方法は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ボリュームの作成」を参照してください。
ポートモードの設定
RECの実行には、FC-RAポートまたはiSCSI-RAポートが必要です。
FCポートまたはiSCSIポートのポートモードをRA(Remote Adapter)に変更してください。
コピー経路の設定
この設定は、RECを実行するすべてのディスクアレイに必要です。
FC-RAポートまたはiSCSI-RAポートを組み合わせて、データ伝送経路を作成してください。
RECバッファーの設定
RECの非同期モードであるConsistencyモードを利用する場合、RECバッファーを使用します。RECバッファーは、最大4つまで設定できます。
RECバッファーのサイズには、データ転送とデータ受信の単位を設定してください。
なお、1つのバッファーは単方向だけに使用でき、双方向には使用できません。
双方向のデータ転送を行う場合は、逆方向用のバッファーも設定してください。