ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.0.0 導入ガイド

7.1 ログイン

ここでは、RORコンソールの起動と終了について説明します。

注意

  • Internet Explorer 8または9でRORコンソールを利用する場合、Internet Explorerの互換表示をONにする必要があります。

  • RORコンソールからファイルをダウンロードする場合、Webブラウザの詳細設定にある[暗号化されたページをディスクに保存しない]を無効にする必要があります。

  • RORコンソールは、Webブラウザの標準フォントを使用し1024×768の画面サイズで最適化されています。Webブラウザのサイズを極端に変更すると表示が崩れる場合があります。

  • RORコンソールは、JavaScript、CookieおよびIFRAMEを利用しています。事前にWebブラウザでJavaScript、CookieおよびIFRAMEが利用できるように設定する必要があります。


起動

RORコンソールへの接続方法について説明します。

事前にWebブラウザの"信頼済みサイト"にRORコンソールのURLを追加してください。
管理クライアントでWebブラウザを起動し、RORコンソールのURLを指定して接続します。
ポート番号を変更している場合、変更した番号を指定してください。

RORコンソールの接続を行うと、ログイン画面が表示されます。
シングルサインオン認証がすでに行われている場合、ログイン画面を表示せずに、RORコンソールを起動できます。

シングルサインオンについては、「4.5 シングルサインオンの導入と設定」を参照してください。

URL: https://管理サーバのFQDN:23461/

Windowsにマネージャーをインストールした環境の場合、[スタート]-[すべてのプログラム(P)]-[Resource Orchestrator]-[RORコンソール]を選択しても、RORコンソールを起動できます。

注意

  • ログイン画面が表示されない場合、以下を確認してください。

    • URLに誤りがないか。

    • Webブラウザのプロキシの設定に誤りがないか。

    • 管理サーバのファイアーウォールの設定に誤りがないか。

  • Webブラウザを起動したあと、最初に接続を行う際に、セキュリティ証明書に関する警告画面が表示されます。
    Internet Explorer 8または9の場合、画面に"この Web サイトのセキュリティ証明書には問題があります。"と表示されます。これは、本製品で通信の暗号化に利用しているHTTPS(SSL)のセキュリティ証明書が、自己署名証明書であることへの警告です。
    本製品では、マネージャーをインストールする際に、管理サーバごとに異なる自己署名証明書を自動的に作成しています。
    ファイアーウォールで保護されたイントラネットなど、なりすましの危険性がない、通信相手が信頼できるネットワークでは、自己署名証明書を利用しても問題ありません。そのまま次に進み、ログイン画面を表示してください。
    Internet Explorer 8または9の場合、"このサイトの閲覧を続行する (推奨されません)。"を選択すると、ログイン画面が表示されます。

  • Internet Explorer 8または9で接続した場合、ログイン画面、RORコンソール、ブレードビューアでアドレスバーの背景が赤くなり、アドレスバーの右側に"証明書のエラー"と表示されます。
    また、ステータスバーにフィッシング詐欺検出機能の警告アイコンが表示されます。これらの表示は、上記と同じ自己署名証明書に対する警告です。そのまま利用しても問題はありません。

  • セキュリティ証明書に関する警告画面や、証明書のエラーの表示を表示したくない場合、管理サーバのIPアドレスまたはホスト名に対応する証明書を作成し、Webブラウザにインストールしてください。
    また、OSの設定によってWebブラウザのURLに指定したIPアドレスまたはホスト名(FQDN)とは異なるURLでログイン画面が表示される場合がありますが、そのまま利用しても問題はありません。
    詳細は、「付録B HTTPS通信」を参照してください。

  • 複数のWebブラウザですでにログインしている場合、ログイン画面を表示せずに自動的にログインが行われることがあります。


ログイン

起動後、表示されたログイン画面で以下の項目を入力し、<ログイン>ボタンをクリックします。
ログインに成功すると、RORコンソールまたはブレードビューアが表示されます。


ライセンスの設定

本製品を利用する場合、ライセンスの設定が必要です。

以下の手順で、ライセンスを設定します。

  1. 本製品にログインしたあと、メニューから[ツール]-[ライセンス]を選択し、表示されたダイアログで、<登録>ボタンをクリックします。

    [ライセンスの登録]ダイアログが表示されます。

  2. [ライセンスの登録]ダイアログで、登録するライセンスキーを入力します。

  3. <OK>ボタンをクリックします。

    ライセンスが登録されます。

注意

Cloud Editionのライセンスを適用したあと、マネージャーを再起動してください。


ライセンスの確認

以下の手順で、登録されているライセンスを確認します。

  1. 本製品にログインしたあと、メニューから[ツール]-[ライセンス]を選択し、表示されたダイアログで、ライセンス名をクリックします。

    [ライセンスの詳細]ダイアログが表示されます。

注意

  • "ライセンス数"に"-"が表示されている場合、該当するライセンスは購入した数と同じ台数のエージェントを利用できます。


ログアウト

ログアウトするには、グローバルヘッダーの"ログアウト"をクリックし、表示された確認ダイアログで、<OK>ボタンをクリックします。

注意

  • ログアウトをせずにWebブラウザを閉じるなどした場合、次回ログイン時に正しくユーザー認証が行われず、直接ログイン状態になる場合があります。
    終了する場合、正しくログアウトしてください。

  • 複数のWebブラウザで動作しているRORコンソールまたはブレードビューアが存在する場合、それらのログインセッションも切断されることがあります。


終了

Webブラウザを閉じて終了します。