本章では、本製品利用時の導入作業の全体の流れについて説明します。
本製品利用時の導入作業は、以下の利用者で行います。
サーバ、ストレージ、ネットワーク、イメージなどのICTリソースを管理します。
ICTリソースをリソースプールで一元管理し、必要に応じてICTリソースの追加や構成変更、メンテナンスを行います。
本製品では、以下のロールがインフラ管理者に相当します。
infra_admin(インフラ管理者)
テナント利用者の用途に応じて、L-Platformテンプレートを提供します。
本製品では、以下のロールがテナント管理者に相当します。
tenant_admin(テナント管理者)
以下のロールは、インフラ管理者とテナント管理者の両方の役割を兼任します。
administrator(管理者)
ロールの詳細は、「運用ガイド CE」の「付録B ロールによるアクセス制御」を参照してください。
本製品利用時の導入作業の概要は、以下のとおりです。
インフラ管理者の導入作業の流れ
インフラ管理者の導入作業の流れは、以下のとおりです。
テナントの作成、およびテナント管理者の作成については、「運用ガイド CE」を参照してください。
図2.1 インフラ管理者の導入作業の流れ
本製品導入のための設計
以下の項目を設計します。
詳細は、「第3章 本製品導入のための設計」を参照してください。
テナントとリソースプールの設計
ユーザーアカウントの設計
高可用性とDisaster Recoveryの設計
サーバ、ストレージ、ネットワークの設計
サーバ仮想化ソフトウェアの設計
本製品導入のための設定
以下の項目を設定します。
詳細は、「第4章 本製品導入のための事前準備」を参照してください。
サーバ、ストレージ、ネットワークの設定
サーバ仮想化ソフトウェアの設定
インストール
以下のソフトウェアをインストールします。
詳細は、「インストールガイド CE」を参照してください。
マネージャー
物理サーバとVMホストに対するエージェント
インストール後の設定
以下の項目を設定します。
詳細は、「第6章 インストール後の設定」を参照してください。
ネットワークスクリプトの設定
定義ファイルの設定
本製品へのログイン
本製品にログインします。
ログインしたあと、ライセンスの設定を行います。
詳細は、「第7章 本製品へのログイン」を参照してください。
リソースの登録
必要なリソースを本製品に登録します。
詳細は、「8.1 本製品へのリソースの登録」を参照してください。
HBA address renameを利用する場合、「8.2 HBA address renameの設定」を参照してください。
管理対象サーバに対するOSのインストール、およびエージェントの登録
管理対象サーバに対するOSのインストール、およびエージェントを登録します。
詳細は、「8.3 ソフトウェアのインストールとエージェントの登録」を参照してください。
リソースプールへの登録
リソースをリソースプールに登録します。
詳細は、「8.4 リソースのグローバルプールへの登録」を参照してください。
L-Serverテンプレートの作成
L-Serverテンプレートを作成します。
詳細は、「8.5 L-Serverテンプレートの作成」を参照してください。
クローニングイメージの作成
クローニングイメージを作成します。
クローニングイメージの作成には、インフラ管理者用L-Serverを作成する必要があります。
詳細は、「8.6 クローニングイメージの採取と登録」を参照してください。
L-Platformテンプレートの作成
L-Platformテンプレートを作成します。
詳細は、「8.7 L-Platformテンプレートの作成」を参照してください。
テナントの作成
テナントを作成します。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「8.3 テナントの作成」を参照してください。
テナント管理者の作成
テナント管理者を作成します。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「第9章 アカウント」を参照してください。
テナント管理者の導入作業の流れ
テナント管理者は、以下の作業を行います。
詳細は、「操作ガイド テナント管理者編 CE」を参照してください。
L-Platformテンプレートの複製
L-Platformテンプレートの編集
L-Platformテンプレートの公開
テナント利用者の作成
テナント利用者の導入作業の流れ
テナント利用者は、以下の作業を行います。
詳細は、「操作ガイド テナント利用者編 CE」を参照してください。
L-Platformの作成