■同期アプリケーション連携実行基盤-同時処理数の設定(C言語またはCOBOL)
同時処理数は、メッセージ処理の実行多重度です。同期アプリケーション連携実行基盤で同時に処理できるメッセージの処理数は同時処理数で決まります。
同時処理数は、プロセス数と、1プロセスあたりのスレッド数で決まります。
同時処理数 = プロセス数 × 1プロセスあたりのスレッド数 |
システム構築シートを利用する場合には、[ワークユニット設定とアプリケーション情報の入力]シートで、プロセス数と、1プロセスあたりのスレッド数を指定します。
定義ファイルを直接編集する場合には、プロセス数はCORBAワークユニット定義ファイルの「Concurrency」ステートメント、スレッド数はCORBAアプリケーション情報定義ファイルのthr_conc_maximumで指定し、登録します。
注意
本設定で同時処理数を増やすことができますが、使用資源(CPU使用率、メモリ量など)の増加により、効果が得られない場合があります。環境に合わせて試験運用を行い、調整後に設定してください。