ソフトウェアのアンインストール前に、以下の作業を実施してください。
スーパーユーザでログインし、実施してください。
“インストールしている場合の手順”を実施し、起動しているInterstageのサービスを停止してください。アンインストールしない場合でも停止が必要です。
“アンインストールする場合の手順”を実施し、Interstageの資源を削除してください。
注意
InterstageとSystemwalker CentricMGR 運用管理サーバまたは、Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバを同一サーバ上にインストールしている場合は、Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止してください。停止方法の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Solaris 10またはSolaris 11のglobal zoneでアンインストールを実行する場合、non-global zoneが動作しているとアンインストールに失敗する場合があります。non-global zoneが存在する場合、non-global zoneを停止状態にしてからアンインストールを実行してください。
FSUNotsをインストールしている場合
データベース連携サービスの動作環境を削除してください。
# IS_CMD_LOCK=off; export IS_CMD_LOCK <RETURN> (注1) |
注1)Interstage統合コマンドで初期化した場合に設定する必要があります。また、本環境変数はデータベース連携サービスの動作環境を削除する間のみ設定するようにしてください。
注2)本コマンド実行時は、CORBAサービスおよびネーミングサービスが起動されている必要があります。
FSUNod、FSUNtd、FSUNextp、FJSVisasをインストールしている場合
isstopコマンドでInterstageを停止してください。
# isstop -f <RETURN> |
tdunsetupコマンドを実行してください。
# tdunsetup <RETURN> |
Interstage動作環境定義ファイルのTD path for systemで指定されたコンポーネントトランザクションサービスの動作環境のディレクトリを削除してください。
拡張システムを生成している場合には、拡張システムを削除してください。(Enterprise Editionのみ)
# isdeletesys システム名 <RETURN> |
FJSVihsをインストールしている場合
ihsstopコマンドで起動中のすべてのWebサーバを停止させます。
# /opt/FJSVihs/bin/ihsstop -all <RETURN> |
FJSVssoacをインストールしている場合
Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [一覧]タブを選択し、認証サーバが存在しないか確認します。
認証サーバが存在する場合は、削除してください。
FJSVssoazをインストールしている場合
Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [一覧]タブを選択し、業務サーバが存在しないか確認します。
業務サーバが存在する場合は、削除してください。
FJSVssosvをインストールしている場合
Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [一覧]タブを選択し、リポジトリサーバ、またはリポジトリサーバ(参照系)が存在しないか確認します。
リポジトリサーバ、またはリポジトリサーバ(参照系)が存在する場合は、削除してください。
FJSVirep、FJSVirepcをインストールしている場合
Interstage管理コンソールを使用し、[システム] > [サービス] > [リポジトリ]の[リポジトリ:状態]画面で、起動中のリポジトリが存在しないか確認します。
起動中のリポジトリが存在する場合は、起動中のリポジトリをすべて停止してください。
必要に応じて、リポジトリのバックアップを行ってください。リポジトリのバックアップについては、“運用ガイド(基本編)”の“メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)”を参照してください。
また、以下のディレクトリ配下に必要なファイルがある場合は、退避してください。
/opt/FJSVirep
/etc/opt/FJSVirep
/var/opt/FJSVirep
/opt/FJSVirepc
/var/opt/FJSVirepc
Interstage管理コンソールを使用し、すべてのリポジトリを削除してください。
FJSVj2eeをインストールしている場合
Interstage管理コンソールを使ってIJServerをすべて削除した後、アンインストールを行ってください。
FJSVisjmxをインストールしている場合
isjmxstopコマンドで、Interstage JMXサービスを停止させます。
# isjmxstop <RETURN> |
参考
Interstage JMXサービスは、ismngconsolestopコマンドを使用して停止させることができます。なお、ismngconsolestopコマンドを使用した場合には、Interstage管理コンソール/Interstage管理コンソール用Servletサービス/Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverも一括して停止されます。
# ismngconsolestop <RETURN> |
FJSVisguiをインストールしている場合
jssvstopコマンドで、Interstage管理コンソール用Servletサービスを停止させます。
# /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstop <RETURN> |
killコマンドで、Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverを停止させます。
# kill `cat PID_FILE` <RETURN> |
PID_FILE:Interstage HTTP Serverの定義ファイル(httpd.conf)の、"PidFile"に設定されているパスを指定します。Interstage管理コンソール用のInterstage HTTP Serverの定義ファイルは、"/etc/opt/FJSVisgui/httpd.conf"です。
SSL暗号化通信用の証明書/鍵管理環境のバックアップ
Interstage管理コンソール用に、正式な認証局から発行された証明書をInterstageインストール環境配下(/etc/opt/FJSVisgui/cert)に登録している場合は、FJSVisguiパッケージをアンインストールする前に、必ずバックアップを取ってください。
参考
Interstage管理コンソール/Interstage管理コンソール用Servletサービス/Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverは、ismngconsolestopコマンドで一括して停止させることができます。なお、ismngconsolestopコマンドを使用した場合には、Interstage JMXサービスも停止されます。
# ismngconsolestop <RETURN> |
FJSVisjmxをアンインストールする場合の操作で、ismngconsolestopコマンドを使用してサービスの停止を行った場合には、“FJSVisguiをインストールしている場合”の“インストールしている場合の手順”、“アンインストールする場合の手順”は不要です。
FJSVjs2suをインストールしている場合
jssvstopコマンドで、Interstage管理コンソール用Servletサービスを停止させます。
# /opt/FJSVjs2su/bin/jssvstop <RETURN> |
参考
Interstage管理コンソール用Servletサービスは、ismngconsolestopコマンドを使用して停止させることができます。なお、ismngconsolestopコマンドを使用した場合には、Interstage管理コンソール/Interstage JMXサービス/Interstage管理コンソール用Interstage HTTP Serverも停止されます。
# ismngconsolestop <RETURN> |
FJSVisjmxをアンインストールする場合およびFJSVisguiをアンインストールする場合の操作で、ismngconsolestopコマンドを使用してサービスの停止を行った場合には、“FJSVjs2suをインストールしている場合”の“インストールしている場合の手順”は不要です。
FJSVisjeeをインストールしている場合
ijnastopコマンドで、Interstage Java EE Node Agent サービスを停止させます。
# /opt/FJSVisjee/bin/ijnastop <RETURN> |
ijdasstopコマンドで、Interstage Java EE DAS サービスを停止させます。
# /opt/FJSVisjee/bin/ijdasstop <RETURN> |
メッセージブローカを起動している場合は、imqcmd shutdown bkr コマンドで停止対象のメッセージブローカのホストとポートを指定して停止させます。
# /opt/FJSVisjee/imq/bin/imqcmd shutdown bkr -b ホスト:ポート <RETURN> |
クライアント/サーバ環境でJava DBを起動している場合は、asadminコマンドのstop-databaseサブコマンドでJava DBを起動したホストとポートを指定して停止させます。
# /opt/FJSVisjee/bin/asadmin stop-database --dbhost ホスト --dbport ポート <RETURN> |
また、組み込み環境でJava DBを起動している場合は、Java DBを利用しているJava VMを停止させます。
注意
Java EE 5機能が提供する各サービスの停止方法についての詳細は、“Java EE運用ガイド”を参照してください。
Java DBが起動している場合にもアンインストール処理は続行されます。この場合、/opt/FJSVisjee/javadbディレクトリ配下のファイルが残存する場合があります。システムを再起動後、“6.3 ソフトウェアのアンインストール後の作業”を実施して残存したファイルを削除してください。また、Java DBのシステムディレクトリ配下のファイルは必要に応じて削除してください。
FJSVisje6をインストールしている場合
asadminコマンドで、Interstage Java EE 6 DAS サービスを停止させます。
# /opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin stop-domain <RETURN> |
注意
Java EE 6機能のコマンドを実行するときは、コマンドの絶対パスを指定する必要があります。詳細は「Java EE運用ガイド(Java EE 6編)」-「Java EE 6運用コマンド」を参照してください。
Java DBが起動している場合にもアンインストール処理は続行されます。この場合、/opt/FJSVisje6/javadbディレクトリ配下のファイルが残存する場合があります。システムを再起動後、“6.3 ソフトウェアのアンインストール後の作業”を実施して残存したファイルを削除してください。また、Java DBのシステムディレクトリ配下のファイルは必要に応じて削除してください。