Interstageをインストールするnon-global zoneは、完全ルートゾーンとしてください。non-global zoneを作成する場合、inherit-pkg-dirは設定しないでください。
non-global zone作成後はrootのパスワードは作成されていません。「zlogin -C」でzloginすることで、zoneの環境設定をしてください。
なお、non-global zoneが完全ルートゾーンであるかは、global zoneで以下のコマンドを実行することで確認できます。
# /usr/sbin/zonecfg -z ゾーン名 info inherit-pkg-dir
inherit-pkg-dirの設定が表示されます。何も表示されなければ、完全ルートゾーンと判断できます。
データベース連携サービス機能をインストールする場合は、non-global zone のhostidを、データベース連携サービスを使用する他のサーバのhostidと異なるユニークな値に変更(エミュレート)してからインストールしてください。詳細については、“5.4 データベース連携サービスを使用する場合の注意事項”を参照してください。