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Interstage Application Server インストールガイド
Interstage

1.3.2 カスタムインストール

カスタムインストールにより、業務構築に最適な機能をインストールすることができます。
カスタムインストールは、以下の場合に使用できます。

なお、install.shシェルを使用した場合、機能選択またはパッケージ選択のインストール方法の選択、およびインストール済の環境への追加インストールを実施することができます。

カスタムインストールで選択可能な機能は以下のとおりです。


機能

説明

標準インストール
対象機能

アプリケーションサーバの基本機能

Interstage Application Serverに必要な基本機能です。


(必須機能)

Java EE

GlassFish v2.1ベースのJava EE 5機能です。

Webサーバ

Apache HTTP Server Version 2.0ベースのWebサーバです。

  

セキュア通信サービス

証明書・鍵管理機能、およびSSL通信機能です。

シングル・サインオン(業務サーバ)

Webベースのサービスに対応するアクセス制御を提供するサーバです。

  

シングル・サインオン(認証サーバ)

ユーザID/パスワード、証明書をもとに利用者の認証を行うサーバです。

  

シングル・サインオン(リポジトリサーバ)

利用者の認証に必要な情報とWebサーバのサービスに対応するアクセス制御に必要な情報を管理するサーバです。

  

Interstageディレクトリサービス

Interstageの各サービスから使用できる、LDAPをベースとしたディレクトリサービス機能です。

Interstage管理コンソール

GUIによるInterstageの環境構築/運用操作/運用監視を提供する機能です。

  

Webサーバコネクタ/J2EE互換

Webサーバコネクタ、およびTomcat5.5ベースのServletサービス、Interstage EJBサービスなどを含むJ2EE互換機能です。

  

フレームワーク

Java EE 5機能、またはJ2EE互換機能に従ったアプリケーションの構築を支援するアプリケーションフレームワークです。本機能を使用する場合は、Java EE 5機能またはWebサーバコネクタ/J2EE互換機能も選択してください。

  

Java SE 6

JDKまたはJREのバージョン6です。

Java SE 5.0

JDKまたはJREのバージョン5.0です。

  

サンプルアプリケーション

J2EE互換機能のサンプルです。

  

Fujitsu XMLプロセッサ

Fujitsu XMLプロセッサです。

  

Java EE 6(アプリケーション開発用)(注1)

GlassFish v3.1ベースのJava EE 6機能です。

  

1本バージョンでは、業務運用に利用できません。アプリケーション開発用途にご利用ください。

ポイント

Webサーバコネクタ/J2EE互換機能を利用する場合、インストール時にシステム規模がsmallで設定されます。システム規模を変更する場合は、“運用ガイド(基本編)”を参照して変更してください。