Java EE運用環境では、OSのユーザー権限に基づいたロールによりアクセス制御が行われます。
Java EEの運用操作を行うユーザーは、OSのシステム管理者である必要があります。OSのシステム管理者は運用操作、参照、定義変更の権限を包含した操作全般を実行できます。また、asadminコマンドを使用したすべての操作を実行する権限を有します。
以下に、ロールの概要を示します。各ロールに与えられる操作権限の詳細は、「6.1.3 権限と認証ユーザー」を参照してください。
Interstage Java EE 6 DASサービスの起動・停止ができます。また、Java DBなどのユーザアプリケーションが利用するサービスの運用操作も実行できます。
アプリケーション、システムの構成と現在の状態を参照できます。また、各種ログ情報も参照できます。
アプリケーションの新規作成/構成変更/配備などができます。また、アプリケーションが作成するリソースの新規作成/構成変更ができます。
OSのユーザーとロール
OSのユーザーとロールの関係は、以下のようになります。
実行権限 | OSのユーザー |
---|---|
OSのシステム管理者 |
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