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Interstage Application Server Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
Interstage

3.15 JAX-RS

JAX-RS(Java API for RESTful Web Services) は、REST アプリケーションを容易に開発するための標準Java API です。JAX-RS APIを使用することで、従来よりも迅速にREST (Representational State Transfer) 原則に従ったWebアプリケーションを実装することが可能になります。

本製品ではJAX-RS 1.1に準拠したアプリケーションを実行可能です。

JAX-RSアプリケーションはWebコンテナ上でサーブレットとして動作し、受信したHTTPリクエストはモジュール内のリソースクラスへと振り分けられます。リソースクラスはWebリソースを表現するJava クラスで、振り分けられたHTTPリクエストを処理します。

配備するWebアプリケーションモジュール内にJAX-RSアプリケーションを表すクラス(javax.ws.rs.core.Applicationクラスのサブクラス)が存在する場合、JAX-RSリソースクラスへリクエストを振り分けるサーブレットがWebアプリケーションの起動時に必要に応じて自動的に登録されます。アプリケーション開発者がサーブレットを明示的に作成する必要はありません。