名前
com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactory.create
形式
import com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.*; import com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactoryPackage.*; public interface EventFactory extends org.omg.CORBA.Object { public org.omg.CosEventChannelAdmin.EventChannel create( String key, com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactoryPackage.Option data ); }
機能説明
イベントチャネルを生成し、生成したイベントチャネルのオブジェクトリファレンスを返します。
EventFactoryのオブジェクトリファレンスは、org.omg.CORBA.ORB.resolve_initial_references()メソッドのobject_nameパラメタに以下の値を指定して獲得します。
EventFactory.ObjectId_Factory
パラメタ
コンシューマ/サプライヤで共通のキーワードを、64バイト以内の文字列で指定します。
同一のキーワードを指定することにより同一のイベントチャネルのオブジェクトリファレンスが返されます。
EventFactory.Optionクラスを指定します。
EventFactory.Optionクラスの各メンバには、以下の値を設定します。
メンバ | 設定値 |
---|---|
max_queuing | 最大データ蓄積数。EventFactory.ES_DEFAULT_VALUEを指定した場合、イベントサービスの構成情報の設定で指定した“イベントチャネルに蓄積できるイベントデータ数の最大値”の値を使用します。 |
life_time | データ保持時間(秒)。EventFactory.ES_DEFAULT_VALUEを指定した場合、イベントサービスの構成情報の設定で指定した“蓄積したイベントデータの生存時間(秒)”の値を使用します。0を指定した場合、タイムアウト監視は行いません。 |
model | 接続モデルとして以下の値を指定します。 |
復帰値
正常終了した場合は、生成したイベントチャネルのオブジェクトリファレンスが返されます。
異常終了した場合は、例外が発生します。
システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、発生したシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。
名前
com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactory.create_channel
形式
import com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.*; import com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactoryPackage.*; public interface EventFactory extends org.omg.CORBA.Object { public org.omg.CosEventChannelAdmin.EventChannel create_channel( String key, com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactoryPackage.Option data, com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactoryPackage.EventProperty property, org.omg.CORBA.boolean create); }
機能説明
イベントチャネルを生成し、生成したイベントチャネルのオブジェクトリファレンスを返します。本メソッドは、生成するチャネルに対してホスト名、ポート番号を変更する場合に使用します。
EventFactoryのオブジェクトリファレンスは、org.omg.CORBA.ORB.resolve_initial_references()のobject_nameパラメタに以下の値を指定して獲得します。
EventFactory.ObjectId_Factory
パラメタ
コンシューマ/サプライヤで共通のキーワードを、64バイト以内の文字列で指定します。
共通のキーワードを指定することにより同じイベントチャネルを示すオブジェクトリファレンスが返されます。
EventFactory.Optionクラスを指定します。
EventFactory.Optionクラスの各メンバには、以下の値を設定します。
なお、イベントチャネルがすでに生成されている場合、本パラメタの値は無視されます。
メンバ | 設定値 |
---|---|
max_queuing | 最大データ蓄積数。EventFactory.ES_DEFAULT_VALUEを指定した場合、イベントサービスの構成情報の設定で指定した“イベントチャネルに蓄積できるイベントデータ数の最大値”の値を使用します。 |
life_time | データ保持時間(秒)。EventFactory.ES_DEFAULT_VALUEを指定した場合、イベントサービスの構成情報の設定で指定した“蓄積したイベントデータの生存時間(秒)”の値を使用します。0を指定した場合、タイムアウト監視は行いません。 |
model | 接続モデルとして以下の値を指定します。 |
以下の値を指定します。無効なnameが指定された場合、該当レコードは無効となります。また、HostNameとPortNumberのどちらか一方が設定されている場合、指定されたレコードは無効となります。
なお、イベントチャネルがすでに生成されている場合、本パラメタの値は無視されます。
メンバ(name) | データ型(value) | 設定値 |
---|---|---|
HostName | string | ホスト名(64文字以内)、またはIPアドレスを指定します。 |
PortNumber | unsigned short | ポート番号を指定します |
イベントチャネルが生成された場合は、trueが設定されます。
すでに存在した場合は、falseが設定されます。
復帰値
正常終了した場合は、生成したイベントチャネルのオブジェクトリファレンスが返されます。
異常終了した場合は、例外が発生します。
システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、発生したシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。
注意事項
以下のどちらかでホスト名が設定されている場合、本メソッドは使用できません。使用した場合、イベントチャネルの起動に失敗します。
Interstage動作環境定義の“Corba Host Name”
configファイル(CORBAサービス)の“IIOP_hostname”(CORBAサービスが使用するホスト名)
ポート番号には、CORBAサービスのポート番号として指定されている以下のどちらかを指定してください。
SSL通信が有効である場合
Interstage動作環境定義の“SSL Port Number”
configファイル(CORBAサービス)の“UNO_IIOP_ssl_port”
SSL通信が無効である場合
Interstage動作環境定義の“Corba Port Number”
configファイル(CORBAサービス)の“IIOP_port”
名前
com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactory.get_event_channel
形式
import com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.*; import com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactoryPackage.*; public interface EventFactory extends org.omg.CORBA.Object { public org.omg.CosEventChannelAdmin.EventChannel get_event_channel( String key) throws com.fujitsu.ObjectDirector.EventService.EventFactoryPackage.ChannelNotFound; }
機能説明
EventFactoryのオブジェクトリファレンスは、org.omg.CORBA.ORB.resolve_initial_references()のobject_nameパラメタに以下の値を指定して獲得します。
EventFactory.ObjectId_Factory
パラメタ
獲得するイベントチャネル名。
復帰値
正常終了した場合は、keyで指定されたイベントチャネルのオブジェクトリファレンスが返されます。
異常終了した場合は、例外が発生します。
ユーザ例外の場合は、以下の例外が発生します。
指定されたイベントチャネルは存在しません。
システム例外の場合は、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、発生したシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。