3.17.10 UnionDefインタフェース

名前

org.omg.CORBA.UnionDef.discriminator_type

形式

public interface UnionDef extends org.omg.CORBA.TypedefDef,
        UnionDefOperations,
        org.omg.CORBA.portable.IDLEntity,
        org.omg.CORBA.Object
{
       public org.omg.CORBA.TypeCode discriminator_type();
}

機能説明

UnionDefオブジェクトの弁別情報定義のTypeCodeを返します。

復帰値

正常終了した場合は、弁別情報定義のTypeCodeが返されます。
異常終了した場合は、org.omg.CORBA.SystemExceptionが発生します。

システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

3.17.10.2 org.omg.CORBA.UnionDef.members()

名前

org.omg.CORBA.UnionDef.members

形式

public interface UnionDef extends org.omg.CORBA.TypedefDef,
        UnionDefOperations,
        org.omg.CORBA.portable.IDLEntity,
        org.omg.CORBA.Object
{
       public org.omg.CORBA.UnionMember[] members();
}

機能説明

UnionDefオブジェクトのメンバ情報をUnionMemberのリスト形式（“3.17.1 型の定義”を参照）で返します。

復帰値

正常終了した場合は、UnionDefオブジェクトのメンバ情報（UnionMember）が返されます。
異常終了した場合は、org.omg.CORBA.SystemExceptionが発生します。

3.17.10.3 継承されて使用できるメソッド

(1) org.omg.CORBA.UnionDef.def_kind

(2) org.omg.CORBA.UnionDef.id
(3) org.omg.CORBA.UnionDef.name
(4) org.omg.CORBA.UnionDef.defined_in
(5) org.omg.CORBA.UnionDef.describe

(1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
“org.omg.CORBA.IRObject”の部分を“org.omg.CORBA.UnionDef”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“3.17.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。

(2)～(5)については、“Contained共通インタフェース”を継承します。
“org.omg.CORBA.Contained”の部分を“org.omg.CORBA.UnionDef”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“3.17.3 Contained共通インタフェース”を参照してください。