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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
Interstage

3.16.2 バインディングアイテレータインタフェース

3.16.2.1 org.omg.CosNaming.BindingIterator.next_one()

名前

org.omg.CosNaming.BindingIterator.next_one()

形式

public boolean  next_one( org.omg.CosNaming.BindingHolder b );

機能説明

バインディングアイテレータにより示されるネーミングコンテキスト内の現在の位置から、次のバインディングを1つ取り出してbに格納します。

パラメタ

b

バインディングの設定領域

復帰値

正常終了した場合、有効なバインディングが1個以上返された場合にはtrueが、まだ返されていないバインディングが存在しない場合にはfalseが返されます。
異常終了した場合は、以下の例外が発生します。

java.lang.NullPointerException

パラメタにnullが指定されています。

org.omg.CORBA.SystemException

その他の要因。

システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

IIOPサービス(Java EEクライアント)機能を使用している場合は、“メッセージ集”の“Java EE使用時に出力される例外情報”も合わせて参照してください。

3.16.2.2 org.omg.CosNaming.BindingIterator.next_n()

名前

org.omg.CosNaming.BindingIterator.next_n()

形式

public boolean next_n( int how_many, org.omg.CosNaming.BindingListHolder bl );

機能説明

バインディングアイテレータにより示されるネーミングコンテキスト内の現在の位置から、次のバインディングを最大how_manyで指定された個数分取り出してblに格納します。how_manyで指定された値が、nsconfigファイルの最大bl_how_manyパラメタで設定されている最大バインディング数より大きい場合、ネーミングサービスはbl_how_manyパラメタで指定された個数分のバインディングを返します。how_manyに0が設定された場合、BAD_PARAMシステム例外が発生します。

パラメタ

how_many

獲得したいバインディングリストの個数

bl

バインディングリストの設定領域

復帰値

正常終了した場合、有効なバインディングが返された場合にはtrueが、まだリストされていないバインディングが存在しない場合にはfalseが返されます。
異常終了した場合は、以下の例外が発生します。

java.lang.NullPointerException

パラメタにnullが指定されています。

org.omg.CORBA.SystemException

その他の要因。

システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

IIOPサービス(Java EEクライアント)機能を使用している場合は、“メッセージ集”の“Java EE使用時に出力される例外情報”も合わせて参照してください。

3.16.2.3 org.omg.CosNaming.BindingIterator.destroy()

名前

org.omg.CosNaming.BindingIterator.destroy()

形式

public void destroy();

機能説明

バインディングアイテレータを破棄します。

復帰値

正常終了した場合は、ありません。
異常終了した場合は、以下の例外が発生します。
  org.omg.CORBA.SystemException

システム例外発生時に設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

IIOPサービス(Java EEクライアント)機能を使用している場合は、“メッセージ集”の“Java EE使用時に出力される例外情報”も合わせて参照してください。