コンパイルとリンクの手順の流れを以下に示します。
IDLファイルをコンパイルすることにより、クライアント、サーバそれぞれのアプリケーションの言語に合わせたスタブファイルとスケルトンファイルを作成します。IDLファイルのコンパイルは、IDLc/tdcコマンドを使用します。コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「アプリケーション開発コマンド」-「IDLc」/「tdc」を参照してください。
クライアントアプリケーションのソースとスタブファイルをコンパイルします。コンパイルに必要なCORBAサービスのライブラリファイルなどについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」を参照してください。また、コンパイル方法の詳細については、クライアントアプリケーションを動作させるオペレーティングシステムやミドルウェアのマニュアルを参照してください。
注意
Oracle Solaris Studio 12.2以降を使用してサンプルプログラムを作成する場合は、CCコマンドに「-features=rvalueref」を指定して実行してください。指定しないで翻訳した場合、以下のエラーが発生することがあります。
Error: ……… requires an lvalue. エラー: ……… を初期化するには左辺値が必要です.