リソースグループにリソースとして登録した各機能の動作確認を実施します。以下の事項について確認が必要です。
起動を確認する
フェイルオーバを確認する
運用が自動継続できることを確認する
クラスタアドミニストレータを使用して、リソースグループをオンラインにします。すべてのリソースがオンラインになれば、正しく動作したことになります。オンラインにならないリソースがある場合は、イベントビューアなどを参照の上、オンラインにならない原因を取り除く必要があります。
なお、起動を確認する場合、各リソースのプロパティで[再起動する]をチェックしないことをお勧めします。[再起動する]に設定しておくと、起動に失敗した場合にフェイルオーバを繰り返すことになります。起動を確認した後に、[再起動する]をチェックしてください。
クラスタアドミニストレータを使用して、MQDの所属するリソースグループ内の任意のリソースに障害を発生させます。フェイルオーバが発生し、別ノードにリソースグループが移動した後にすべてのリソースがオンラインに遷移すれば正しく動作したことになります。フェイルオーバしない場合には、各リソースのプロパティの設定に誤りのあることが考えられます。設定を見直してください。また、別ノードでオンラインにならないリソースがある場合には、イベントビューアなどを参照の上、原因を取り除いてください。
フェイルオーバの後に、運用が自動的に継続できることを確認します。MSCSに登録したリソースの確認は完了しているため、ここではアプリケーションを観点とした確認を実施します。