機能説明
同報配信サービスのサービス定義の登録または削除を行うコマンドです。
サービス定義の登録は、事前に作成されたサービス定義をMQDへ登録します。登録はサービス定義の各セクションごとに行います。登録された定義を新サービス定義と呼びます。
サービス定義の削除は、新サービス定義の全体または一部を削除します。削除は新サービス定義の各セクションごとに行います。
なお、登録したサービス定義は、同報配信サービスを起動するときに、システムに反映してから使用します。反映された定義を現サービス定義と呼びます。
入力形式
mqdmcasdef [-s sysname]{-a|-d} -f filename
パラメタ
MQDシステム名を指定します。このパラメタを省略した場合、MQDシステム名は“MQD001”となります。
処理内容を指定します。
サービス定義を登録する
サービス定義を削除する
サービス定義を格納したファイルのファイル名を指定します。
注意事項
本コマンドは、スーパユーザおよびMQD利用者グループのユーザが実行できます。
本コマンドを実行する前に、同報配信サービスのサービス定義を作成しておく必要があります。詳細については、“9.3.2.4 サービス定義の作成”を参照してください。
登録済のサービス定義の全体を削除したい場合は、登録時に指定したサービス定義と同じ内容のサービス定義を指定してください。
サービス定義を再作成する場合は、登録済のサービス定義の全体を削除した後、再度、サービス定義の登録と反映の操作を行う必要があります。
メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用する場合、ターミナルサービス経由でコマンドを実行することはできません。コンソールからコマンドを実行してください。
使用例
mqdmcasdef -a -f MCASsvc.def
mqdmcasdef -d -f MCASsvc.def