機能説明
Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用して当該アプリケーションをMQDに接続します。
記述形式
#include "mqdapi.h" int mqd_connectrdb(char *sysname, MQD_Environment *env, MQD_System **system)
パラメタ
MQDシステム名へのポインタを指定します。MQDシステム名は、mqdsetupコマンドを実行したときに指定したMQDのシステム環境の名前です。
例外処理のための復帰情報へのポインタを指定します。エラー詳細コードに以下の値が返されます。復帰情報(MQD_Environment構造体)の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。
MQD_ERR_SYNTAX
MQD_ERR_NOENV
MQD_ERR_NOSYSTEM
MQD_ERR_CONNECTED
MQD_ERR_INVALIDAPI
MQD_ERR_IO
MQD_ERR_NOMEMORY
MQD_ERR_PROCESSOVER
MQD_ERR_ACCESSDENY
MQD_ERR_SYSNAME
MQDに接続した場合にはMQDシステム情報(MQD_System構造体)へのポインタを返します。
復帰値
本関数の処理結果が以下の復帰値で通知されます。
正常時:0
異常時: -1
注意事項
MQDに接続するためにはMQDを起動しておく必要があります。
本関数の前に、業務用データベースと接続しておく必要があります。業務用データベースに接続してない場合は、エラー詳細コードには“MQD_ERR_INVALIDAPI”が通知されます。
本関数の前に、トランザクションが開始している場合は、トランザクションの終了またはトランザクションの取り消しを行う必要があります。トランザクションが開始している場合は、エラー詳細コードには“MQD_ERR_INVALIDAPI”が通知されます。
一度 mqd_connect関数を使用してMQDに接続し、mqd_disconnect関数で切断後に、本関数を使用してMQDに接続することはできません。その場合本関数はエラー詳細コード“MQD_ERR_INVALIDAPI”で復帰します。