機能説明
メッセージキューを削除します。通常は、以下の状態のメッセージキューが削除の対象となります。
メッセージキューへ接続している利用者がいないかつ、
メッセージが存在していない
上記条件を満たしていない場合でも強制的にメッセージキューを削除することができます。
記述形式
CALL "MQDDELETEQ" USING MQDシステム情報アドレス格納域名, メッセージキュー名格納域名, 削除モード格納域名, 復帰情報域名, 復帰値格納域名
パラメタ
MQDCONNECTプログラムから通知されたMQDシステム情報アドレスをそのまま指定します。
メッセージキュー名を指定します。メッセージキュー名は、メッセージキューを作成したときに指定したメッセージキューの名前です。
削除モードを指定します。
0: 通常モード。利用者もメッセージも存在しないメッセージキューを削除します。
1: 強制モード。無条件にメッセージキューを削除します。
例外処理のための復帰情報が通知されます。エラー詳細コードには以下の値(10進数)が返されます。復帰情報の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。
16 (SYNTAX)
18 (NOSYSTEM)
19 (NOCONNECT)
20 (CONNECTED)
23 (ONTRAN)
25 (DOWNRCV)
29 (DEADLOCK)
32 (IO)
33 (NOMEMORY),
36 (PROCESSOVER)
39 (TRANFILE)
40 (MSGFILE)
49 (OPENQUEOVER)
66 (NOQUE)
71 (MSGEXIST)
113 (QNAME)
144 (DELMODE)
21 (INVALIDAPI)
本プログラムの処理結果が通知されます。詳細は復帰値の説明を参照してください。
復帰値
本プログラムの処理結果が、復帰値格納域と特殊レジスタ“PROGRAM-STATUS”で以下のように通知されます。
正常時:0
異常時: -1
注意事項
メッセージキューを削除するためには、MQDへ接続しておく必要があります。
メッセージキューを強制モードで削除する場合には、上記以外にいくつかの注意すべき事項があります。詳細については、“2.4.3 メッセージキューの削除”を参照してください。
エラー詳細コード“29”は、メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用している場合に限り通知されます。
当該アプリケーションがMQDCONNECTRDBプログラムを使用してMQDに接続している場合、本プログラムはエラー詳細コード“21”で復帰します。