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Interstage Application Server MessageQueueDirector説明書
Interstage

6.9.6 メッセージ格納ファイルの種別によるアプリケーションの動作と注意事項

MQDのメッセージ格納ファイルの種別と、アプリケーションをMQDに接続する方法との組み合わせを以下に示します。

表6.8 メッセージ格納ファイルの種類と接続方法一覧

MQDのメッセージ格納ファイルの種別

ファイル(注1)

データベース(注2)

Symfoware/RDBトランザクション連携(注3)

MQDCONNECTプログラム/mqd_connect関数でMQDに接続するアプリケーション

○(注4)

MQDCONNECTRDBプログラム/mqd_connectrdb関数でMQDに接続するアプリケーション

×

×

○:動作可能、×:動作不可

注意

注1

メッセージ格納ファイルとしてファイルを使用する場合

注2

メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用する場合(MQD専用のデータベース)

注3

メッセージ格納ファイルとしてデータベースを使用し、MQDのシステム環境を業務用データベースに作成する場合(Symfoware/RDBトランザクション連携機能を利用できる環境)

注4

MQDアプリケーション内で業務用データベースの操作を行う場合は、MQDのメッセージ操作と業務用データベースのトランザクションを明確に分離してください。業務用データベースのトランザクションの完結前にMQDのメッセージ操作を行うなど、両者のトランザクションが同時に実行されると、業務用データベースの整合性が取れなくなる場合があります。MQDのメッセージ操作と業務用データベースを同一トランザクションで実行する場合は、MQDCONNECTRDBプログラム/mqd_connectrdb関数でMQDに接続してください。