Webサーバの実効ユーザを変更する場合は、以下の手順にしたがって実施してください。
■リポジトリサーバのWebサーバ(Interstage HTTP Server)の実効ユーザを変更する場合
変更するInterstage HTTP Serverの実効ユーザ名を、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブに設定します。
Webサーバの実効ユーザを変更した後、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。
■認証サーバのWebサーバ(Interstage HTTP Server)の実効ユーザを変更する場合
変更するInterstage HTTP Serverの実効ユーザ名を、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブに設定します。
Webサーバの実効ユーザを変更した後、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。
■業務サーバのWebサーバの実効ユーザを変更する場合
変更するInterstage HTTP Serverの実効ユーザ名を、Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブに設定します。
Webサーバの実効ユーザを変更した後、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。
変更するSun Java System Web Serverの実効ユーザ名を、Sun Java System Web Serverの定義ファイル(magnus.conf)のUser指令に設定します。
Webサーバの実効ユーザを変更した後、Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[詳細設定[表示]]をクリックし、[Webサーバの設定]の[使用しているWebサーバ]の[実効ユーザ名]にWebサーバの定義ファイルに設定した実効ユーザ名を設定し、[適用]ボタンをクリックします。
1台のマシンで複数の業務サーバを運用している場合は、以下のように設定してください。
Interstage HTTP ServerとSun Java System Web Serverの実効ユーザは同じ実効ユーザを設定してください。
たとえば、各Webサーバの定義ファイルに設定する実効ユーザとInterstage管理コンソールでの設定の関係は以下のようになります。
Webサーバ | Webサーバの実効ユーザ | Interstage管理コンソールでの設定 |
Interstage HTTP Server | nobody | 設定不可 |
Sun Java System Web Server | nobody | nobody |