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Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
Interstage

4.1.1 リポジトリサーバの起動

  リポジトリサーバは、リポジトリサーバを構築したマシンのInterstage管理コンソールを使用して起動することができます。リポジトリサーバ起動時は必ずSSOリポジトリを先に起動してください。
  Interstage管理コンソールの起動については“運用ガイド(基本編)”を、Interstage管理コンソールの画面操作については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

SSOリポジトリの起動

  Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [サービス] > [リポジトリ] > [リポジトリ:状態]画面からSSOリポジトリを起動してください。
  なお、SSOリポジトリにリレーショナルデータベース(RDB)を使用する場合は、事前にRDBシステムを起動する必要があります。
  SSOリポジトリ、およびRDBシステムの起動については、“ディレクトリサービス運用ガイド”を参照してください。

リポジトリサーバの起動

  Interstage HTTP Serverを起動することによりリポジトリサーバは起動します。Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [Webサーバ名:状態]画面にて[起動]ボタンをクリックしてください。Webサーバ名には、リポジトリサーバが組み込まれているWebサーバを選択してください。リポジトリサーバが正常に起動した場合は、システムのログに情報を出力します。
  なお、認証サーバとリポジトリサーバを1台のマシンに構築している場合は、Interstage HTTP Serverの起動により認証サーバ、リポジトリサーバの両方が起動します。

  SSOリポジトリ内に登録しているロール定義のエントリ数、およびサイト定義のエントリ数によりInterstage HTTP Serverの起動に時間がかかる場合があります。その場合、リポジトリサーバを構築したマシンのInterstage管理コンソールに「ihs81364: タイムアウトが発生しました。」のメッセージが表示されます。システムのログを確認し、異常が発生していない場合には、しばらく時間を空けてから、[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [Webサーバ名:状態]画面にてリポジトリサーバが組み込まれているWebサーバが起動されていることを確認してください。

  Interstage HTTP Serverは、コマンドを使用するなど、別の方法で起動することも可能です。Interstage HTTP Serverの詳細な起動方法については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”を参照してください。

SSOリポジトリの自動起動

  SSOリポジトリにリレーショナルデータベース(RDB)を使用する場合、システム起動時にRDBシステムは自動起動しません。RDBシステムの自動起動については、“ディレクトリサービス運用ガイド”を参照してください。


  SSOリポジトリとサービス連携することで、システム起動時のサービス開始において、SSOリポジトリを起動してからリポジトリサーバを起動することができます。SSOリポジトリとのサービス連携については、“5.3 SSOリポジトリとのサービス連携”を参照してください。