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Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
Interstage

3.2.4 コンテンツ作成時の注意事項

  保護リソースに設定するコンテンツを作成する際の注意事項について説明します。

3.2.4.1 フレームページ使用時の注意

  フレームを使用したコンテンツで、フレーム内の各コンテンツを保護リソースに設定した場合、フレーム内の複数のコンテンツで認証画面が表示される場合があります。
  フレーム内の複数のコンテンツを保護リソースに設定する場合は、フレームページを保護リソースに設定してください。


  以下のようなフレームを使用したコンテンツを作成し、ページ全体を保護リソースに設定する場合は、フレームページ(/frame/frame.html)を保護リソースに設定するようにしてください。

3.2.4.2 POSTメソッド使用時の注意

  利用者の認証の有効期限が切れた状態、または認証されていない状態で、POSTメソッドを使用して保護リソースにアクセスした場合、以下のようにHTTPリクエストヘッダのcontent-typeの値によって動作が異なります。
  content-typeに「application/x-www-form-urlencoded」以外を使用する場合は、Webブラウザに表示されるメッセージを、別の保護リソースにアクセスして、認証を促すメッセージにカスタマイズするなど、運用に応じて対応してください。

content-typeapplication/x-www-form-urlencodedを使用した場合

  未認証画面が表示されます。(注1)
  利用者は、認証することで継続して業務サーバを利用することができます。

content-typeapplication/x-www-form-urlencoded以外を使用した場合

  利用者の認証の状態により、Webブラウザに以下のメッセージが表示されます。(注2)
  
利用者は、別の保護リソースにアクセスし、認証することで業務サーバを利用することができます。

注1)未認証画面については、“1.4.1 パスワード認証と証明書認証”を参照してください。
注2)Webブラウザに表示されるメッセージについては、“認可時に発生するエラー要因に対するメッセージ”を参照してください。