ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)
Interstage

30.12.3 スナップログ

スナップログはJMSアプリケーションのデバッグ情報として、JMSアプリケーション実行中の各種入出力情報をロギングする機能です。

スナップログを採取するには、JMSアプリケーション起動時に、下表の定義を付加します。


fjmssnapfile

スナップログが出力されるファイル名をフルパスで指定します。

fjmssnaplevel

スナップログの出力レベルを指定します。指定値には1と2があり、デフォルトは1です。
それぞれのレベルで出力される情報を次に示します。

1

2

呼び出された全APIメソッド

全APIメソッドのパラメタ値

  

全APIメソッドからの復帰

APIメソッドからの復帰値

  

APIメソッド呼び出し中に発生した例外

Throwされた例外からのスタックトレース

  

送信したメッセージタイプ

送信したメッセージデータの詳細

  

受信したメッセージタイプ

受信したメッセージデータの詳細

  


注意事項

スナップログが出力されるファイル名のフルパスには、シンボリックリンクを含めることはできません。


[例]

java -Dfjmssnapfile=C:\Interstage\jms\var\Publisher.log -Dfjmssnaplevel=2 Publisher Factory Topic

java -Dfjmssnapfile=/var/opt/FJSVjms/Publisher.log -Dfjmssnaplevel=2 Publisher Factory Topic