スナップログはJMSアプリケーションのデバッグ情報として、JMSアプリケーション実行中の各種入出力情報をロギングする機能です。
スナップログを採取するには、JMSアプリケーション起動時に、下表の定義を付加します。
fjmssnapfile | スナップログが出力されるファイル名をフルパスで指定します。 | ||
fjmssnaplevel | スナップログの出力レベルを指定します。指定値には1と2があり、デフォルトは1です。 | 1 | 2 |
呼び出された全APIメソッド | ○ | ○ | |
全APIメソッドのパラメタ値 |
| ○ | |
全APIメソッドからの復帰 | ○ | ○ | |
APIメソッドからの復帰値 |
| ○ | |
APIメソッド呼び出し中に発生した例外 | ○ | ○ | |
Throwされた例外からのスタックトレース |
| ○ | |
送信したメッセージタイプ | ○ | ○ | |
送信したメッセージデータの詳細 |
| ○ | |
受信したメッセージタイプ | ○ | ○ | |
受信したメッセージデータの詳細 |
| ○ |
注意事項
スナップログが出力されるファイル名のフルパスには、シンボリックリンクを含めることはできません。
[例]
java -Dfjmssnapfile=C:\Interstage\jms\var\Publisher.log -Dfjmssnaplevel=2 Publisher Factory Topic
java -Dfjmssnapfile=/var/opt/FJSVjms/Publisher.log -Dfjmssnaplevel=2 Publisher Factory Topic