サポートされているデータ型は、配列にして配列型として使用する事ができます。
配列型は、選択したスタイル方式によってXMLで使用されるデータ型が異なります。
Webサービスアプリケーションのパラメタに使用するJavaのデータ型 | XMLで使用されるデータ型 | |
|---|---|---|
デフォルト(literal利用の場合) | encoded利用の場合 | |
配列 | maxOccurs=“unbounded”が指定されたxsd:element | soapenc:Arrayをベース型としてsoapenc:arrayType属性に要素の型を指定 |
例
Javaのint型の配列(int[])に対応する、literal利用時のXMLの配列のWSDL定義例を以下に示します。
<xsd:element name="age" maxOccurs="unbound" type="xsd:int"/>
Javaのint型の配列(int[])に対応する、encoded利用時のXMLの配列のWSDL定義例を以下に示します。
<xsd:complexType name="ArrayOf_xsd_int">
<xsd:complexContent>
<xsd:restriction base="soapenc:Array">
<xsd:attribute ref="soapenc:arrayType" wsdl:arrayType="xsd:int[]"/>
</xsd:restriction>
</xsd:complexContent>
</xsd:complexType>そのほかのXMLの配列
以下のXMLのデータ型は、Javaベースの開発では使用されませんが、WSDLおよびSOAP通信では利用できます。
maxOccursが2以上に指定されたxsd:element
soapenc:Arrayをベース型とし、内容をmaxOccursが“unbounded”または2以上が指定された単一のxsd:elementと定義されたcomplexType