アプリケーションのデバッグ情報は、IJServerのログファイルに出力されます。
IJServerのログ
IJServerのログファイルには以下の情報が出力されます。アプリケーションの問題を特定したい場合に、このログファイルを利用できます。ログの出力場所は“2.2.3 IJServerのファイル構成”を参照してください。
コンテナログ(container.log)
アプリケーションの標準出力、標準エラー出力
GenericServletクラスのlogメソッドの出力
ServletContextクラスのlogメソッドの出力
EJBコンテナログ/Servletコンテナログ
EJBコンテナ/Servletコンテナのエラーメッセージ
EJBのスナップ出力
Webサービスのログ
コンテナ情報ログ(info.log)
Java VMプロセスの起動情報(ARGV、ENV)
Java VMプロセスの起動エラーメッセージ
スレッドダンプ
コンテナログに出力できないメッセージ
デバッグ方法
アプリケーションのデバッグ方法には、以下の方法があります。
スナップを利用したデバッグ
スナップを利用して、ロギングした各種情報を確認する方法です。
詳細は、“3.13 スナップを利用したデバッグ”を参照してください。
アプリケーションのデバッグ情報を利用したデバッグ
アプリケーション実行時に、標準出力や標準エラー出力に出力されるデバッグ情報を確認する方法です。
詳細は、“3.12.1 アプリケーションのデバッグ情報を利用したデバッグ”を参照してください。
デバッガを利用したデバッグ
Interstage Studioのデバッガを利用して、プログラム中の変数を参照または変更しながらアプリケーションの動作を確認する方法です。
詳細は、“3.12.2 デバッガを利用したデバッグ”を参照してください。
スレッドダンプ自動採取
アプリケーションがタイムアウトまたは無応答になった場合にスレッドダンプを自動採取する方法です。
詳細は、“3.12.3 スレッドダンプ自動採取”を参照してください。
Javaメソッドトレースを利用したデバッグ
Javaメソッドトレース機能を利用して、各メソッドの引数、復帰値を確認する方法です。
詳細は、“3.12.4 Javaメソッドトレースを利用したデバッグ”を参照してください。