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Interstage Information Storage  導入ガイド
Interstage

C.1.6 パーティション構成

DSS ファイルシステムでは、1つのパーティションからなるシングルパーティション構成、または、複数のパーティションを 1つのファイルシステムに割り当てるマルチパーティション構成をとることが可能です。

メタデータ領域、およびアップデートログ領域は、1つのパーティションに集約して配置されます。メタデータ領域が配置されたパーティションを代表パーティションと呼びます。

シングルパーティション構成では、メタデータ領域、アップデートログ領域、ファイルデータ領域を 1つのパーティションにとります。

図C.2 シングルパーティション構成

マルチパーティション構成では、ファイルデータ領域を複数のパーティションで持つことができます。 また、ファイルデータ領域をメタデータ領域から分離してファイルシステムを作成できます。

マルチパーティション構成のうち、代表的なパターンを以下に示します。

  1. ファイルデータ領域に新規パーティションを追加する (ファイルデータ領域追加)

    図C.3 ファイルデータ領域追加

  2. ファイルデータ領域を代表パーティションから分離したパーティション構成

    図C.4 ファイルデータ領域分離

マルチパーティション構成では、すべてのパーティションに、スーパブロック、パーティション構成情報を保持しています。