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Interstage Information Storage  導入ガイド
Interstage

B.1.3 資源管理動作環境定義ファイルの実行パラメタの意味

資源管理動作環境定義ファイルの実行パラメタの意味について説明します。


DE_PORT

資源管理常駐プロセスへ依頼を行うときの受付ポート番号を指定します。指定できる範囲は1~9999となります。本パラメタを省略した場合、6800を指定したものとみなされます。

注意

受付ポート番号には、他のサービスと重複していないポート番号を指定してください。

指定されたポート番号から連番で3つのポートを使用します。


DE_USEDSYSLOG

OSのシステムログへ資源管理ログのメッセージを出力するか否かを示すフラグを指定します。
指定できるフラグは以下のいずれかです。

本パラメタを省略した場合は、Yを指定したものとみなされます。

Nを指定した場合は、“DE_SYSLOGFILE”で指定したファイルに資源管理ログのメッセージが出力されます。


DE_SYSLOGFILE

資源管理ログファイルの絶対パス名を指定します。DE_USEDSYSLOGのパラメタが“Y”の場合だけ省略できます。

“DE_USEDSYSLOG”パラメタが“N”(OSのシステムログに出力しない)の場合のメッセージ出力先となります。

出力先のディレクトリは事前に作成しておく必要があります。


DE_USRLOGFILE

資源管理調査用ログファイルの絶対パス名を指定します。本パラメタは省略できません。

出力先のディレクトリは事前に作成しておく必要があります。


DE_SYSLOGMAX

資源管理ログファイルの最大サイズを指定します。単位はバイトです。

最大サイズに達すると、新規ファイルに切り替えられます。旧世代のログファイルは、“ファイル名.old”となります。
資源管理ログファイルの世代管理を行わない場合は、旧世代のログファイルは“ファイル名YYYYMMDDhhmmssddd”となります。(YYYYMMDDhhmmssdddはファイル切り替え日時)


注意

資源管理ログファイルの世代管理を行わない場合、旧世代のログファイルは自動で削除されません。


DE_USRLOGMAX

資源管理調査用ログファイルの最大サイズを指定します。単位はバイトです。

最大サイズに達すると、新規ファイルに切り替えられます。旧世代のログファイルは“ファイル名.old”となります。
資源管理調査用ログファイルの世代管理を行わない場合、旧世代のログファイルは“ファイル名YYYYMMDDhhmmssddd”となります。(YYYYMMDDhhmmssdddはファイル切り替え日時)


注意

資源管理調査用ログファイルの世代管理を行わない場合、旧世代のログファイルについては自動で削除されません。


DE_LOGROTATE

資源管理ログファイル、資源管理調査用ログファイルの世代管理の有無を設定します。

Yを設定した場合、バックアップを1世代だけ残し、古い世代のログファイルを削除します。

Nを設定した場合、無制限にバックアップを残します。古い世代のログファイルを削除しません。

本パラメタを省略した場合は、Yを指定したものとみなされます。

DE_FLISTDIR

抽出対象リストファイルを格納するディレクトリを指定します。本パラメタは省略できません。

抽出対象リストファイルは、データ抽出時のファイル選択処理で選択されたファイル名リストのサイズが一定量を超えた場合に使用されます。


注意

ディレクトリは絶対パスで指定してください。

指定するディレクトリは事前に作成しておく必要があります。


DE_JACKTIMEOUT

データ抽出時に資源管理常駐プロセスが行うファイル選択処理のタイムアウト時間を指定します。指定できる範囲は1~3600となります。本パラメタを省略した場合は、720を指定したものとみなされます。

ファイル選択処理の時間が本パラメタで指定した値を超えた場合、抽出処理はエラーとなります。


DE_JACKRETRYNUM

資源管理常駐プロセスとの通信確立失敗時のリトライ回数を指定します。指定できる範囲は0~999となります。本パラメタを省略した場合は、5を指定したものとみなされます。


DE_DBRETRYNUM

資源管理の操作失敗時のリトライ回数を指定します。指定できる範囲は0~999となります。本パラメタを省略した場合は、3を指定したものとみなされます。


DE_DBRETRYTIME

資源管理の操作失敗時のリトライ間隔を指定します。指定できる範囲は0~9999となります。本パラメタを省略した場合は、1000を指定したものとみなされます。


DE_MAXSELFILECNT

データ抽出時のファイル選択処理で選択可能なファイルの最大数を指定します。本パラメタは、予期しない全件選択による長時間の抽出を抑止するために設定するパラメタです。指定できる範囲は1~1000000となります。本パラメタを省略した場合は、10000を指定したものとみなされます。


DE_ERR_FILE

蓄積データファイル削除エラーファイルの出力先ディレクトリを指定します。本パラメタは省略不可です。

蓄積データファイル削除エラーファイルは、蓄積データファイル削除コマンド(dccdeleteコマンド)の実行時に、削除に失敗したファイルのリストを出力するファイルです。


注意

ディレクトリは絶対パスで指定してください。

指定するディレクトリは事前に作成しておく必要があります。