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Interstage Information Storage  導入ガイド
Interstage

1.1 コンポーネント構成

Interstage Information Storageを構成するコンポーネントを説明します。各コンポーネントのシステム内の配置を以下に示します。

図1.1 コンポーネント配置図


各コンポーネントの説明を以下に示します。

表1.1 Interstage Information Storageのコンポーネント

コンポーネント名

説明

ロードコマンド

入力データファイルに含まれるCPMキー値の解析、蓄積データファイルの圧縮および作成、資源管理への管理レコードの登録を行う機能です。

抽出制御プロセス

抽出依頼の抽出条件式を元に、資源管理に抽出対象となる蓄積データファイルを問い合わせ、データ抽出セルに対して抽出実行を依頼する常駐プロセスです。

資源管理常駐プロセス

抽出制御プロセスから蓄積データファイル選択の依頼を受け付ける常駐プロセスです。

抽出条件式を元に資源管理から抽出対象となる蓄積データファイルの一覧を取得し、抽出制御プロセスに返却します。

資源管理コマンド

Interstage Information Storageが提供している蓄積データファイル削除、資源管理状態変更など、管理、運用で使用するコマンド群です。

資源管理

管理レコードの登録更新、削除など、蓄積データファイルの管理を行うプロセスです。

カテゴリ定義コマンド

Interstage Information Storageで管理するデータの管理単位である、カテゴリの定義情報を資源管理に登録するコマンドです。

DSSサーバ

Interstage Information Storage上で共用ファイルシステムを実現するDynamic Store Services(DSS)の制御情報を管理するサーバです。

DSSクライアント

Interstage Information Storage上で共用ファイルシステムを実現するDynamic Store Services(DSS)のクライアントです。

データ抽出エージェント

抽出制御プロセスからの、抽出実行の依頼に対してデータ抽出セルを起動する、常駐プロセスです。

データ抽出セル

抽出処理を実行するプロセスです。

ひとつの抽出対象ファイルに対しひとつのプロセスが割り当てられます。

ひとつの抽出要求で複数の抽出対象ファイルが選択された場合は、抽出サーバ上で並列に動作し、抽出処理を行います。

抽出コマンド

API連携

Interstage Information Storageに登録・管理されている蓄積データファイルから抽出条件式に合致したデータ(CSVレコード、XML文書)を抽出するための機能です。

カテゴリ定義画面

WindowsのクライアントPCで、カテゴリ定義を行う画面です。