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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.0 運用ガイド

9.1.3 同期型高速バックアップの注意事項

同期型高速バックアップの注意事項について説明します。

バックアップの処理について

業務ボリュームとバックアップボリュームが等価状態になる前は、「8.2.2.1 swstbackup(バックアップ実行コマンド)」を実行できません。

バックアップポリシーの設定について

同期型高速バックアップ運用のバックアップポリシー設定時に、必要な数のバックアップボリュームが登録されていなくても、スナップショット型高速バックアップ運用に必要な数のバックアップボリュームが登録されていれば、バックアップポリシーを設定できます。
ただし、この場合、同期型バックアップを実行できないことがあります。

同期処理実行中のボリュームグループの操作について

バックアップボリュームがボリュームグループの場合、同期処理(EC/REC)実行中にvgchange(1M)コマンドでバックアップボリュームを非アクティブ(deactivate)にしないでください。同期処理実行中にバックアップボリュームが非アクティブにされると、再びアクティブ(activate)にできなくなるばかりでなく、同期処理の停止(バックアップ実行コマンド、同期処理キャンセルコマンド)などの操作を実行できない状態になります。誤って非アクティブにした場合は、ETERNUS Web GUIなどを使用して同期処理を強制停止した後、バックアップボリュームをアクティブにしてください。