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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.0 運用ガイド テープサーバオプション編

C.4.2 テープからバックアップボリュームを使用したリストア

テープからバックアップボリュームにリストアを行います。

次に、レプリケーション機能を利用して、バックアップボリュームからシステムボリュームにリストアできます。

図C.10 テープからバックアップボリュームを使用したリストア

テープに管理されているデータのリストアは以下の手順で行います。

  1. 複製先ボリューム(バックアップボリューム)にテープで管理しているデータをリストアします。

    # /opt/FJSVswstc/bin/acmrestore -t "2005/02/01 12:00:55" -m TAPE SBKVOL
  2. リストア対象のサーバを停止します。

    サーバの停止後、サーバの電源が停止していることを確認します。

  3. ハードウェア障害などにより、リストア対象のサーバのシステムボリュームが使用できない状態になっている場合は、システムボリュームを修復してリストア可能な状態にします。

  4. リストア操作を行うサーバで、swsrpmake(複製作成コマンド)を逆方向に実施します。

    # /opt/FJSVswsrp/bin/swsrpmake -m SBKVOL@SBK-SV SYSVOL@TRG-SV

    注)コマンドのオペランドは、以下の内容を例として「ボリューム名@管理対象サーバ名(Storageサーバ名)」の形式で指定したものです。

    • バックアップ/リストア対象のサーバ名:TRG-SV

    • システムボリューム名:SYSVOL

    • バックアップ/リストア操作を行うサーバ名:SBK-SV

    • バックアップボリューム名:SBKVOL

  5. リストア対象サーバを起動します。