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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.0 運用ガイド テープサーバオプション編

11.4.5 デバイスの運用種別設定

バックアップを行いたいSymfowareのデータベーススペースを構築したスライスを業務ボリューム、バックアップ先となるボリュームをバックアップボリュームとして定義します。

業務ボリュームの設定

19.2.1.3 acmdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)を用いて、バックアップを行いたいSymfowareのデータベーススペースを構築したスライスを、業務ボリュームとして定義します。

ロググループの場合は、ロググループに含まれるすべてのデータベーススペースが配置されているスライスを、それぞれ個別に業務ボリュームとして登録する必要があります。1つでも登録から漏れるとAdvancedCopy Managerは登録から漏れたデータベーススペースをバックアップできず、データベースのリカバリー時に表間のリレーションの整合性を保てなくなります。

Symfowareのデータベーススペースが設定されていないデバイスは、Symfoware用の業務ボリュームとして設定できません。

注意

バックアップボリュームの設定

19.2.1.3 acmdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)を用いて、バックアップ先とするバックアップボリュームを設定してください。バックアップボリュームを登録済みの場合は、この操作は不要です。

バックアップ管理が必要とするバックアップボリュームの本数は、「11.2.4 バックアップボリュームの準備」を参照してください。

注意

バックアップボリュームとして登録したパーティション(スライス)の構成などを変更する場合は、構成を変更する前に一旦バックアップボリュームの登録から削除し、構成変更後に再度「11.4.3 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み」を行ってから、19.2.1.3 acmdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)で登録する必要があります。