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ETERNUS SF Express 15.0/ AdvancedCopy Manager 15.0 運用ガイド Copy Control Module編

4.2.1 acarray add (ETERNUS ディスクアレイの登録コマンド)

名前

acarray add - ETERNUS ディスクアレイの登録


形式

[SAN経由コピー制御機能で運用する装置登録の場合]
acarray add -a DISKARRAY-NAME -ip DISKARRAY-IP -user USER -password PASSWORD [-san] [-path ACCESSVOLUME] [-xml]
[LAN経由コピー制御機能で運用する装置登録の場合]
acarray add -a DISKARRAY-NAME -ip DISKARRAY-IP -user USER -password PASSWORD -lan [-xml]
[リモートETERNUS ディスクアレイの登録の場合]
acarray add -a DISKARRAY-NAME -boxid BOX-ID -remote [-xml]

機能説明

ETERNUS ディスクアレイを登録します。


オプション

-a DISKARRAY-NAME

AdvancedCopy Manager CCMまたはExpressで利用するETERNUS名を指定します。
255文字以内の英数字で指定してください。
Webコンソールを利用する場合は、ETERNUS ディスクアレイの装置名を指定してください。

-ip DISKARRAY-IP

ETERNUS ディスクアレイのIPアドレスを指定します。
同じIPアドレスのETERNUS ディスクアレイがすでに登録されていた場合は、エラーとなります。

-user USER

ETERNUS ディスクアレイの以下の権限を持つユーザー名を指定します。

機種

権限

LAN経由コピー制御機能で運用できる機種

ETERNUS ディスクアレイのSoftwareロール

LAN経由コピー制御機能で運用できない機種

ETERNUS ディスクアレイのAdministrator権限

1~32文字の文字列で指定してください。

ETERNUS Web GUIの詳細は、ETERNUS Web GUIのマニュアルを参照してください。

LAN経由コピー制御機能が使用可能な機種は、「表1.1 SAN経由コピー制御機能およびLAN経由コピー制御機能を利用できる装置」を参照してください。

-password PASSWORD

-userオプションに指定したユーザー名に対するパスワードを指定します。

-path ACCESSVOLUME

-aオプションで指定したETERNUS ディスクアレイの中の論理ボリュームに、アクセスボリュームを指定します。

OS種別

説明

Windows

ドライブ文字(例 X:)を指定します。

Solaris

RAWデバイス名(例 /dev/rdsk/c4t0d10s2)を指定します。

Linux

デバイス名(例 /dev/sdo)を指定します。

本オプションを省略した場合、アクセスボリュームが自動で設定されます。
LAN経由コピー制御機能で運用する装置を登録する場合、本オプションは不要です。

-san

コピー指示を行う通信方式をSAN経由に設定します。
本オプションは省略可能です。

-lan

コピー指示を行う通信方式をLAN経由に設定します。
本オプションを省略した場合、SAN経由に設定します。

-boxid BOX-ID

ETERNUS ディスクアレイのBox IDを指定します。
同じBox IDのETERNUS ディスクアレイがすでに登録されていた場合は、エラーとなります。

-remote

リモートサイトの ETERNUS ディスクアレイとして登録します。

-xml

実行結果をXML形式で表示します。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

以下はWindows版での使用例です。