PC-X に該当のフォントが存在しない場合、一部の文字が正常に表示されなかったり、X クライアントが起動しなかったりする場合があります。この場合、フォントサーバを使用することで対処することができます。
サーバ側
以下の設定ファイルをホームディレクトリにコピーします。
接続先サーバ | 設定ファイル |
Solaris | /usr/openwin/lib/X11/fontserver.cfg |
Linux | /usr/X11R6/lib/X11/fs/config |
コピーしたファイルの catalogue を、X クライアントに必要なフォントがあるフォントパスに変更します。
以下のコマンドを実行し、フォントサーバを起動します。
接続先サーバ | サーバ起動 |
Solaris | xfs -config fontserver.cfg |
Linux | config -port 任意のポート番号 (7700など) |
PC側
FUJITSU PC-X コントロールパネルを起動します。
X サーバ情報変更ウィンドウを表示します。
設定項目からフォントを選択します。
フォントパスに "tcp/フォントサーバを起動したサーバのホスト名:フォントサーバのポート番号"を入力し、[追加] ボタンを押下します。