トラブル調査に必要な資料を一括採取します。
形式
hanet_snap [-s|-g] -f filename
機能説明
オプション
-s
GLSとWindowsの最低限の調査資料のみを採取します。
-g
GLSの調査資料のみを採取します。
-f filename
調査資料の内容を保存するファイル名を指定します。カレントフォルダーに保存する場合は、ファイル名を記述します。カレントフォルダー以外のファイルに保存する場合は、ファイルのパス名を記述します。
ファイルの退避先には、リモートマシンも指定できます。ただし、指定するIPアドレスに誤りがあったり、ネットワークの設定誤りや故障が生じていたりする場合は退避できません。
各オプションで採取される資料を以下の表に示します。
調査項目 | 採取内容 | オプション | ||
---|---|---|---|---|
なし | -s | -g | ||
GLSの設定情報 |
| ○ | ○ | ○ |
GLSのログ情報 |
| ○ | ○ | ○ |
GLSのソフトウェア情報 |
| ○ | ○ | ○ |
GLS仮想ドライバの内部情報 |
| ○ | ○ | ○ |
Windowsのネットワーク情報 |
| ○ | × | × |
Windowsシステム情報 |
| ○ | ○ | × |
Windowsのログ |
| ○ | × | × |
○:採取される ×:採取されない
使用例
例1
GLSとWindowsの調査資料をカレントフォルダーのtyousaファイルに採取します。
> hanet_snap -f tyousa |
例2
GLSとWindowsの調査資料をCドライブ配下のtyousaファイルに採取します。
> hanet_snap -f C:\tyousa |
注意事項
本コマンドは、セーフモードでは使用できません(-gオプション指定時を除く)。