形式
stphanet
機能説明
hanetconfigコマンドで設定されたすべての仮想アダプターを非活性化させます。また、ping監視を行っている場合は、ping監視を停止します。
注意事項
仮想アダプターを非活性化させる前に、上位アプリケーションを停止する必要があります。また、上位アプリケーションに仮想アダプターを設定している場合は、仮想アダプターを削除してください。
一度非活性化させた仮想アダプターは、システムの再起動後も非活性化のままです。活性化させるには、strhanetコマンドで活性化させる必要があります。詳細は、“6.2.6 strhanet”を参照してください。
コマンドを実行する前に、ネットワークプロパティ画面が閉じているか確認してください。ネットワークプロパティ画面が開いている状態でコマンドを実行すると、コマンドの実行に失敗します。
仮想アダプターの非活性化処理が完了するまで、仮想アダプター1つにつき30秒ほどかかる場合があります。
stphanetコマンド実行後、束ねていた物理アダプターに対して、インストール済みの全ネットワーク機能が有効になります。インストール済みのネットワーク機能は、[コントロールパネル]-[ネットワーク接続]画面から、対象となる物理アダプターを選択すると、[プロパティ]画面に表示されます。無効にするネットワーク機能がある場合、チェックを外してください。
本コマンドは、セーフモードでは使用できません。
stphanetコマンドの実行中に、強制終了しないでください。強制終了した場合、強制終了時の仮想アダプター名で、仮想アダプターを活性化できません。この場合、stphanetコマンドを再度実行してから、仮想アダプターの設定を削除し、別の仮想アダプター名で定義を再作成してください。
使用例
例
すべての仮想アダプターを非活性化させます。
> stphanet |