GLSを正しく設定および使用するためには、仮想アダプターが束ねる物理アダプターを事前に設定しておく必要があります。なお、物理アダプターのタグVLAN機能を使用する場合は、事前に、物理アダプターのタグVLANアダプターを作成し、作成したアダプターに対して、以下の設定を実施してください。
以下に物理アダプターを設定する手順を示します。
仮想アダプターが束ねるすべてのネットワークアダプターを有効にします。
[コントロール パネル]から[ネットワーク接続]画面を表示し、“無効”になっているネットワークアダプターを“有効”にします。
[プロパティ]画面で、以下をチェックします。
Windows Server 2003 R2の場合
“インターネットプロトコル(TCP/IP)”をチェックします。
Windows Server 2008以降のOSの場合
“インターネットプロトコル バージョン6(TCP/IPv6)”または“インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)”をチェックします。
“インターネットプロトコル バージョン6(TCP/IPv6)”をチェックした場合
“インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)”をチェックした場合
注意
Windows Server 2008以降のOSにおいて、GLSによるタグVLAN通信ができない場合は、物理アダプターのタグVLAN機能を無効にしてください。タグVLAN通信ができる場合は、物理アダプターのタグVLAN機能は有効のままで問題ありません。