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Systemwalker Software Configuration Manager 運用ガイド
Systemwalker
第4章 保守 > 4.1 ログ出力 > 4.1.1 管理サーバで出力するのログ
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4.1.1 管理サーバで出力するのログ

管理サーバで出力するログには以下のものがあります。

監査ログ

ログ名

説明

サイズ

世代数

cfmg_audit_log

監査ログが出力されます。

10MB

10世代（注）

注) 世代数が10世代を超えた場合は、古い順から削除されます。

調査用ログ

ログ名

説明

サイズ

世代数

managerview_trace_log

管理コンソールのトレースログが出力されます。

10MB

10世代（注）

cfmgbase_trace_log

Manager本体のトレースログが出力されます。

cfmgdiscovery_trace_log

ディスカバリのトレースログが出力されます。

cfmgcommand_trace_log

下記コマンドのトレースログが出力されます。

  • 状態参照コマンド

  • 起動コマンド

  • 停止コマンド

  • メール再送信コマンド

  • バックアップコマンド

  • リストアコマンド

  • トラブル調査資料採取コマンド

cfmgcommand_discovery_trace_log

下記コマンドのトレースログが出力されます。

  • パッチ情報の更新コマンド

イベントログ

配備サーバのパッチ適用状況の収集中に発生したエラー情報などが出力されます。

－

－

注) 世代数が10世代を超えた場合は、古い順から削除されます。

4.1.1.1 ログの出力先

ログの出力先は以下のとおりです。

【Windows】

出力フォルダ

出力先ファイル

<本製品のインストール先>\logs

ログ名と同じです。

4.1.1.2 監査ログ

監査ログの出力形式を以下に示します。なお、監査ログの出力先、ファイルサイズ、および保存世代数は変更できます。

監査ログの出力形式

出力形式

<操作日時>,<ユーザーID>,<テナント名>,<操作種別>,<パラメーター>,<操作結果>


項目

説明

操作日時

YYYY-MM-DD HH:MM:SS.sss(ローカルタイム)

ユーザーID

操作を実行したユーザーのユーザーID

テナント名

操作を実行したユーザーのテナント名

※インフラ管理者の場合は“admin”が出力されます。

操作種別

操作内容を示す文字列

パラメーター

リクエストで指定されたパラメーター

操作結果

成功時は"SUCCESS"、失敗時は"FAILURE"

操作種別

操作種別

説明

/managerview/info/list.json

お知らせ画面表示

/managerview/org/list.json

テナント一覧取得

/managerview/userInfo.json

ユーザー情報取得

/managerview/ls/list.json

サーバ一覧表示

/managerview/ls.json

サーバ詳細表示

/managerview/midPatch/list.json

ミドルウェアパッチ一覧表示

/managerview/patch/list.json

パッチ一覧表示

/managerview/patchType/list.json

パッチ種別取得

/managerview/patch.json

パッチ詳細表示

/managerview/patch.csv

CSVダウンロード

/managerview/baseLine/list.json

構成ベースライン一覧表示

/managerview/baseLine/patchComp.json

構成ベースライン比較(OSパッチ)

/managerview/baseLine/midPatchComp.json

構成ベースライン比較(ミドルウェアパッチ)

/managerview/logout.json

ログアウト


監査ログの出力先変更手順

監査ログの出力先変更手順は以下のとおりです。

  1. 設定ファイルを書き換えます。

    設定ファイルと変更箇所は以下のとおりです。

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    cfmg_audit_log

    <Systemwalker Software Configuration Managerインストール先>\config\manager_base_log4j.xml

    <appender name="cfmgaudit" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の

    <param name="File" value="C:\ProgramData\Fujitsu\SystemwalkerCF\logs\cfmg_audit_log" />

  2. Systemwalker Software Configuration Managerを再起動します。

監査ログのファイルサイズ変更手順

監査ログのファイルサイズ変更手順は以下のとおりです。

  1. 設定ファイルを書き換えます。

    変更箇所は以下のとおりです。

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    cfmg_audit_log

    <Systemwalker Software Configuration Managerインストール先>\config\manager_base_log4j.xml

    <appender name="cfmgaudit" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の

    <param name="MaxFileSize" value="10MB" />

    下線部を任意の値に変更

    (例) value="100MB" (100MBの場合)

  2. Systemwalker Software Configuration Managerを再起動します。

監査ログの保存世代数変更手順

監査ログの保存世代数変更手順は以下のとおりです。

  1. 設定ファイルを書き換えます。

    変更箇所は以下のとおりです。

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    cfmg_audit_log

    <Systemwalker Software Configuration Managerインストール先>\config\manager_base_log4j.xml

    <appender name="cfmgaudit" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の

    <param name="MaxBackupIndex" value="9" />

    下線部を任意の値に変更

    (例) value="100" (100世代の場合)

  2. Systemwalker Software Configuration Managerを再起動します。

4.1.1.3 調査ログ

監査ログの出力形式を以下に示します。なお、監査ログの出力先は変更できます。

調査ログの出力形式

出力形式

<日時> <ログレベル> <メッセージID> <メッセージ本文>


項目

説明

日時

YYYY-MM-DD HH:MM:SS.sss(ローカルタイム)

ログレベル

以下のいずれかです。

info

情報レベルのメッセージ

warm

警告レベルのメッセージ

error

誤りレベルのメッセージ

fatal

致命的レベルのメッセージ

メッセージID

プレフィックスとメッセージ番号

  • managerview_trace_logのプレフィックスは"MGRV"

  • cfmgbase_trace_logのプレフィックスは"BASE"

  • cfmgdiscovery_trace_logのプレフィックスは"DISCOVERY"

メッセージ本文

メッセージの内容

調査ログの出力先変更手順

調査ログの出力先変更手順は以下のとおりです。

  1. 各ログに対応する設定ファイルを書き換えます。

    設定ファイルと変更箇所は以下のとおりです。

    ログ名

    設定ファイル

    変更箇所(1箇所)

    managerview_trace_log

    <Systemwalker Software Configuration Managerインストール先>\config\manager_base_log4j.xml

    <appender name="managerviewtrace" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の

    <param name="File" value="C:\ProgramData\

    Fujitsu\SystemwalkerCF\logs\managerview_trace_log" />

    cfmgbase_trace_log

    <appender name="cfmgbasetrace" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の

    <param name="File" value="C:\ProgramData\

    Fujitsu\SystemwalkerCF\logs\cfmgbase_trace_log" />

    cfmgdiscovery_trace_log

    <appender name="cfmgdiscoverytrace" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の

    <param name="File" value="C:\ProgramData\

    Fujitsu\SystemwalkerCF\logs\cfmgdiscovery_trace_log" />

    cfmgcommand_discovery_trace_log

    <Systemwalker Software Configuration Managerインストール先>\config\manager_log4j.xml

    <appender name="cfmgdiscoverytrace" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の

    <param name="File" value="C:\ProgramData\

    Fujitsu\SystemwalkerCF\logs\cfmgcommand_discovery_trace_log" />

    cfmgcommand_trace_log

    <appender name="cfmgcommandtrace" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の

    <param name="File" value="C:\ProgramData\

    Fujitsu\SystemwalkerCF\logs\cfmgcommand_trace_log" />

    cfmgcommand_base_trace_log

    <appender name="cfmgbasetrace" class="org.apache.log4j.RollingFileAppender">要素配下の

    <param name="File" value="C:\ProgramData\

    Fujitsu\SystemwalkerCF\logs\cfmgcommand_base_trace_log" />

  2. Systemwalker Software Configuration Managerを再起動します。

4.1.1.4 イベントログ

ログの出力形式

ソース

説明

Systemwalker Software Configuration Manager

メッセージIDとメッセージの内容

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