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Systemwalker Software Configuration Manager 運用ガイド
Systemwalker

2.1 Windows OSパッチ管理ポリシーの設定

Windows OSのパッチ管理のポリシーを設定します。

パッチ管理ポリシーを設定することによって、適用状況を監視したいパッチの種類(WSUSの変更クラス)、および全サーバに必ず適用させたいパッチの種類を、インフラ管理者が設定できます。

これにより、テナント利用者が、どのパッチが必須でどのパッチが任意(必須でない)かを判断してパッチを適用できます。

項目

説明

WSUSの更新クラスに対する適用レベルの指定

WSUSから取得する更新プログラムに対する適用レベルを指定します。
適用レベルは、Systemwalker Software Configuration Managerによるパッチ管理上の重要度による分類であり、更新クラスごとに「必須」と「推奨」を指定します。

適用レベルは以下の通りです。

  • 必須:インフラ管理者が全サーバに一律で必ず適用する必要があると決定したパッチ

  • 推奨:インフラ管理者が適用を推奨するパッチで、テナント利用者が業務への影響を判断して適用を中止することができるパッチ

更新クラス単位で必須または推奨を設定します。デフォルトでの適用レベルは以下のとおりです。

【必須】

  • セキュリティ問題の修正プログラム

  • 重要な更新

【推奨】

  • Feature Packs

  • Service Packs

  • ツール

  • ドライバ

  • 更新

  • 修正プログラム集

  • 定義更新プログラム