1対1運用待機型のクラスタシステムで、業務LANに引継ぎIPアドレスを1つだけ割り当てる、シンプルな業務グループの場合の設計について説明します。
図2.1 1:1運用待機型の場合
上図の場合の、ノードおよびグループの構成を以下に示します。
システム構成 | 設定内容 |
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HOST1の業務LANの構成 | GLSの仮想アダプター(sha0)が定義されています。 HOST1固有のIPアドレス(192.168.2.1)が設定されています。 |
HOST2の業務LANの構成 | GLSの仮想アダプター(sha0)が定義されています。 HOST2固有のIPアドレス(192.168.2.2)が設定されています。 |
業務グループの構成 | HOST1でアプリケーションを動作させます。 HOST1で異常が発生した場合、業務をHOST2へ移動させます。 アプリケーションへのアクセスは、引継ぎIPアドレス IP1(192.168.2.100)を使用します。 |