以下のテンプレートを使用する場合、事前に準備作業が必要です。
システムを配備してCMDBに登録する
システムを変更してCMDBに登録する
CMDBへの情報登録
上記のテンプレートの自動運用プロセスでは、運用操作部品「サーバの正常稼働確認」のserviceオプションとportオプションの指定値をCMDBから取得しています。テンプレートを利用する場合は、事前に、稼働状態の確認情報をCMDBに登録してください。なお、Windowsサーバを構築する場合は確認するサービスを1つ以上登録してください。
設定の詳細については、“Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド”の“CMDBへの情報登録(サーバの正常稼働状態の確認情報)”を参照してください。
なお、登録する情報のうち、仮想サーバの構築後に作業を行う「確認対象サーバの情報の登録」については、以下のようにしてください。
システムを配備してCMDBに登録する
テンプレート内で登録を行うため、登録は不要です。
システムを変更してCMDBに登録する
[システムを配備してCMDBに登録する]テンプレートで作成した仮想サーバを操作する場合は、登録は不要です。それ以外の仮想サーバを操作する場合は、事前に登録してください。
また、システムを配備してCMDBに登録するテンプレートにて、ソフトウェアのインストールを行う場合は、インストールするファイルの転送元ホストの以下の情報を、事前にCMDBに登録してください。
OS種別
[論理ノード]の[システム設定]-[OS属性]-[OS種別]属性に、転送元ホストのOS種別を登録してください。“Windows”、もしくは、“Linux”を登録してください。
CMDBにデータを登録する操作については、“Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド”の“構成情報を管理する”を参照してください。
転送元ホストにSSHを利用して接続するユーザー名、および、ユーザーのパスワード
swrba_uaimportコマンドを使用して登録します。
"転送元ホストのIPアドレス","OS","転送元ホストにSSHを利用して接続するユーザー名","転送元ホストにSSHを利用して接続するユーザーのパスワード","true","false",,"コメント"
swrba_uaimportコマンドの詳細は、“Systemwalker Runbook automation リファレンスガイド”の“swrba_uaimport(ユーザー情報のインポートコマンド)”を参照してください。
管理サーバの環境設定
上記のテンプレートでは、構築した仮想サーバの情報、およびシステム変更を行った仮想サーバの情報をCMDBに反映しています。この反映処理の環境を設定するため、管理サーバにおいてCMDB環境設定コマンドを実行してください。
詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”の“設定手順(運用操作部品「論理ノードを登録」を利用する場合)”を参照してください。