機能説明
現在の日時を指定された形式で出力します。
オプション
基本オプション
現在日時の出力形式です。
Y: 年を西暦(4桁)で出力します。
M: 月(2桁)を出力します。
D: 日(2桁)を出力します。
H: 時間(2桁)を出力します。
N: 分(2桁)を出力します。
S: 秒(2桁)を出力します。
上記の組合せも可能です。なお、大文字/小文字は区別しません。
(例)西暦と月・日・時を出力させる場合:YMDH
dateformatを省略した場合、引数エラーとなります。
また、同じ文字を複数回指定した場合や、上記の文字以外の文字を指定した場合も、引数エラーとなります。
拡張オプション
運用操作部品の実行の完了待ち合わせ時間(秒)です。
300~86,400(1日)の範囲で指定が可能です。
(例) 完了待ち合わせを10分間行う場合:600
指定した時間を経過しても運用操作部品の実行が完了しない場合は、運用操作部品の処理を復帰値:201で中断します。
運用操作部品の実行の起動リトライ回数です。
運用操作部品が復帰値:161で終了した場合に、起動リトライを行う回数を指定します。0~5の範囲で指定が可能です。
起動リトライにより再実行した結果、運用操作部品が161以外の復帰値で終了した場合は、指定した起動リトライ回数に達していなくても運用操作部品の実行は終了します。運用操作部品の復帰値は最後に実行した値になります。
(例) 起動リトライを2回行う場合:2
運用操作部品のリトライ間隔(秒)です。
運用操作部品が復帰値:161で終了した場合に、起動リトライを行うまでの間隔を指定します。1~14400の範囲で指定が可能です。
(例) 300秒間隔でリトライを行う場合:300
timeout、retry、およびretry_intervalについて、指定を省略した場合や、範囲外の値を入力した場合は、運用操作部品実行定義ファイルで指定した値が有効になります。詳細は、“2.5 運用操作部品実行定義ファイル”を参照してください。
復帰値
アイコン | シンボル名 | 復帰値 | 意味 |
---|---|---|---|
成功 | 0 | 現在の日時取得に成功しました。 | |
失敗 | 161 | 現在の日時取得に失敗しました。リトライ回数を指定した場合、リトライします。 | |
197 | 入力情報に誤りがありました。 | ||
198 | オプションの指定に誤りがありました。 | ||
- | - | 201 | 運用操作部品の実行がタイムアウトしました。 |
202 | 運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品を実行するための設定に問題があります。 | ||
203 | 運用操作部品を正常に実行できませんでした。管理サーバの環境に問題があります。 | ||
205 | 運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品の入力情報の指定に問題があります。 | ||
206 | 運用操作部品を正常に実行できませんでした。運用操作部品の出力情報の指定に問題があります。 | ||
207 | 運用操作部品が実行されませんでした。運用操作部品が管理サーバに登録されていない可能性があります。 | ||
208 | 運用操作部品の実行途中に自動運用プロセスのリカバリが行われたため、自動運用プロセスを中止状態にしました。 |
出力情報
変数 | 意味 |
---|---|
message | 現在の日時取得に成功した場合、以下のメッセージを設定します。 The operation component was successful. 現在の日時取得に失敗した場合、エラー内容を文字列として設定します。 |
current_time | 現在の日時を指定されたフォーマットで設定します。 (例) YMDHNSと指定して、取得された日時が2010年1月1日 10時30分30秒の場合:20100101103030 |
returnCode | 復帰値を設定します。 |
注意事項
復帰値の確認は、Webコンソールで行います。詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド”の“運用操作部品の実行結果を確認する”を参照してください。
201~208の復帰値が出力された場合は自動運用プロセスが中止状態またはエラー状態となり、以下の場所にエラーメッセージが出力されます。
管理サーバのイベントログ(管理サーバがWindows(R)の場合)
管理サーバのシスログ(管理サーバがLinuxの場合)
BPMNのカスタムメッセージ
上記いずれかの場所でメッセージを確認し、適切な対処を実施してください。メッセージの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation メッセージ集”を参照してください。